霞ヶ関の働くママが官僚の生産性を爆上げしているようです。

 働くママが終止符を打った霞が関の“伝統芸能” 

 国会が始まると答弁を作るために職場に缶詰になるという霞ヶ関。私の知る限りかなりの「ブラック企業」です。官僚の仕事が超楽チンというわけにはいかないでしょうが、あまりのブラックぶりにそりゃ日本全体がブラックになるわけだと諦めに近い悲しみに襲われます。

 しかし、霞ヶ関もただ手をこまねいているわけではありませんでした。

 信頼できるオンライン法令データベース作ったり、それにタグ入れて関連法令に飛べるようにしたり、書式を自動で整えてくれたりして、生産性が大幅に向上したそうです。自動書式調整は30時間かかっていたものが10秒になったとか。

 やはりエリート。生産性をあげるとなったら、ものすごい力を発揮しますね。業者に丸投げしてできるような話ではないですから、今のITにも明るくて、その力をうまく利用して改良していったのでしょう。

 その記事でも書いてありますが、今の日本に必要なのは、生産性の向上です。今までサビ残でこなしていた仕事を、ITなどを駆使して効率化しなくてはいけません。人口が減り始めてサビ残でこなせないとこまできてしまいました。

 でも道具は揃ってます。今なら強力なITツールを非常に安価に活用できます。昔はITも高かったですが、今は安く始める方法が豊富です。ITに明るい人が工夫をすればどんどん生産性をあげられるでしょう。

 それでも今までは変化を面倒がってなかなかかわりませんでしたが、もうとやかくいってられません。中小企業も人材確保のために賃金をあげだしているといいます。待った無しです。

 これから数年は、生産性向上の大波がやってきて、その先に新しい日本が待っていることでしょう。
 



《ワンポイントミライ》(

ミライ: 働くママパワー、相変わらずすごいですね。

フツクロウ: ホッホ。