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瞑想より簡単なプチ瞑想を手に入れる(その2)〜アートを見よう〜
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瞑想より簡単なプチ瞑想を手に入れる(その2)〜アートを見よう〜

2017-08-21 23:45

     瞑想より簡単なプチ瞑想を手に入れる(その1)〜景色を見よう〜  の続きです。

     瞑想より簡単な、プチ瞑想。

     普段頭の中はいろんな言葉が飛び交っています。脳内ツイートです。それを意識的に止めてみるのが脳内ミュートです。それだけでプチ瞑想は始まります。

     そんなプチ瞑想を試してみるのに、前回は景色を勧めました。

     もっと積極的に試してみるなら、アートを見るのがいいと思います。

     もちろん本来ならどんなアートでも構いませんから、街中にあるパブリックアートでも構わないのですが、景色もものすごい景色の方が「言葉を失う」という体験をしやすいですから、アートでも、美術館などまずは「それっぽい」ところに行くのがいいと思います。

     そしてプチ瞑想のためにはアートを見るとき次の点に気をつけます。

     なるべく事前情報を省く

     プチ瞑想を起動するのに、知識はむしろ邪魔です。なんの事前情報も持たずにいきなりアートそのものに触れましょう。

     入場すればまずどんな趣旨か、どんな人かなんてのがびっちり書いてあるパネルがありますが、そんなのすっ飛ばしまょう。

     一つ一つじっくり見ない

     中に入ったら、「これいい!」と思うもの以外は一つ一つの作品をじっくり見ようとせず、パッと見たら次に行きましょう。解説など見る必要ありません。

     特に人気のアート展だと、最初の方がものすごく混んでたりするのですが、そしたらそんなの後で見直せばいいので、混まないとこまですっ飛ばして、そこから見始めましょう。(全部混んでいるようなすごいアート展はプチ瞑想には向かないので諦めましょう)

     「これいい!」と思ったら言葉にせずじっくり眺める

     そうやって見ているうち、「あ、なんかこれいい」と思ったら、そしたらじっくり眺めましょう。

     そのとき、心の中であんまり言葉にしないようにしましょう。「きれい」とか「すてき」とかはたまた「怖い」とか原始的な感情はいろいろ湧いてきますから、そういうのを無理に抑える必要はありませんが、それを詳しく自分に言葉で説明する必要もありません。

     気に入った作品をただ眺める、そうしている間に脳みそは言葉を使わずにフル回転で感じているのです。

     気に入った作品については、気になるなら解説を読むのもいいでしょう。でもプチ瞑想のためには特に必要ありません。

     たくさん見る

     それを繰り返せばいいのですが、調子が出るには、とにかくたくさん見ることです。そのほとんどは流すことになりますが、ちらっと見ているだけでも脳みそは言葉を使わず感じていますから、たくさん見るうちに、今までなんとも思わなかったような作品にも反応するようになっていきます。

     そうなるとアートが、見れば「これいい!」と感じるようになります。解説や世の中の評判など関係なく。どうしていいのか、言葉で説明できなくたって、「とにかくいい!」と思うようになるし、またそういう感動を味わいたいと、アート展に出向くようにもなることでしょう。

     言葉を使わず考える、感じることができていると実感できるのではないでしょうか。

     また世間の評判をあまり気にしなくていいようになります。自分でいいものを決められますから。

     外食が好きなら、同じことを外食でやれば、どんどん鼻が効くようになります。見知らぬ街で自分の鼻を頼りに入った店が美味しかったら格別です。3年ほど前、この記事でそんなことを書いてました。

     【馬】本田圭佑に裏切られたと感じてしまった人に  

     いわゆる『孤独のグルメ』です。なんといっても混んでる店に並ぶ必要がなくなるのがお得です。

     プチ瞑想ができるようになるとこれらを実感できることでしょう。

     逆にすでに他人の評価に捉われず「これいい!」をできる人は、プチ瞑想ができてるはずです。ぜひ脳内ミュートと関連付けてみましょう。

     (つづく)




    《ワンポイントミライ》(

    ミライ: ということで(その2)です!

    フツクロウ: ホッホ。
     
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