瞑想より簡単なプチ瞑想を手に入れる(その4)〜「感じる」から脱却できないのはなぜ?〜 の続きです。

 ここまで、プチ瞑想のために、脳内ツイートをやめて、脳内ミュートしましょうと繰り返してきましたが、単に脳内ミュートするだけでは、一歩足りません。

 騒いでいる子供達に「黙りなさい!!」と怒った時、子供達は黙ったけど、まだそわそわそわそわしていることってありますよね? その時本当に言いたかったことは「大人しくしなさい!」ということです。

 脳内ミュートも一緒です。単に脳内のツイートを押さえ込んだところで、脳内が相変わらずびったんばったん暴れていては、「言葉を使わずに考える力」がのびのびすることはできません。

 普段、頭の中は脳内ツイートの嵐で「言葉を使わずに考える力」がのんびりと思いを馳せることは難しいですが、脳内ツイートをやめるだけではのびのびするのには不十分で、それなりの環境を整えてやる必要があります。「黙る」だけでなく、「大人しく」しないといけません(笑

 そういう意味でしっかり「瞑想」しましょうというのには大きな意味があります。本当のプチ瞑想をするには、いわゆる「瞑想」ができるくらいでないと心が十分落ち着かないのです。

 1日短い時間でも瞑想しましょうとよく薦めらていれます。これはまさにプチ瞑想の効果を示唆しています。

 ただしそのプチ瞑想には、脳内チャットをやめるだけでなく、心を落ち着かせることも必要です。

 単に脳内チャットをやめてもなんだかそわそわする人は、いわゆる「瞑想」にも取り組んでプチ瞑想のコツをつかみに行くといいのではないでしょうか。

 (つづく)


《ワンポイントミライ》(

ミライ: 一度コツつかむと、普通に普段から落ち着いた脳内ミュート状態になりますよね。

フツクロウ: ホッホ。ホウじゃの。