いつもとちょっと違う水曜、今回は気楽に書き始める記事[S]です。 

 前回、

 【馬車目線】「エグゼクティブが週末に『大局的な』思考と戦略作りを行う」の的外れ感  

でも取り上げた「言葉を使わないで考える力」。

 ミラフツで散々取り上げてきましたが、最近「言葉を使わないで考える力」が「考えたい」時に「言葉で考える力」に「黙れ」と言っているらしいことに気づいてきました。

 最近自然に「言葉で考える」のがイヤになるときがあるのです。そんなときはだらーんと過ごしたり、スマホを眺めたり。

 するとそのうち新しい考えが出てくるのです。

 それは時として「眠気」のこともあります。かといって、横になっても眠るわけではありません。ごろごろーっとしていると、新しい考えが出てくるのです。

 いわゆる「煮詰まったら気分転換すると新しいアイデアがでるかも」というライフハックのような話で、ここでもそのやり方を取り上げたことがあったはず。

 でもここでいうのは、それがもっともっと短く小さなサイクルで起こっています。いろんな資料をじっくり分析しながら読むインプットをすると、なんだか(言葉を使って)考えるのが億劫になり、少し休むとなんか次の考えが出てくる、そういうのがたとえば15分くらいのサイクルでも起こっているようなのです。今までの印象だと、とことん突き詰めて突き詰めてそれでも煮詰まったら、一度全部捨てるみたいなおおごとの先に新しい発想が生まれるものでしたが、実はもっともっと小さなサイクルで、できるのです。もちろんそこで出てくる考えはほんのちょっとしたことなのかもしれませんが。

 いわば、喫煙者のちょっと一服のサイクルが似ているように感じます。裏を返せば、そのコツさえ掴めば、タバコがなくてもそのサイクルができてしまうのです。

 つまり「気分転換」とは、その全てがそうだとは言いませんが、「言葉を使わないで考える力」で考える時間をつくることなのでしょう。

 という仕掛けがわかってくれば、タバコも缶コーヒーも軽い運動も瞑想も使わずに「言葉を使わないで考える力」で考えられるようになりそうです。もちろん本当にリフレッシュするためにタバコだって缶コーヒーだって軽い運動だっ瞑想だってすればいいのですが、「言葉を使わないで考える力」で考えるのはもっと簡単にできそうです。


《ワンポイントミライ》(

ミライ: 「言葉を使わないで考え」てるときの頭の中の状況って本当に不思議な感じですよね。

フツクロウ: ホホウ。