個人的にはそこまでは行かないだろうとは思うのですが、自公過半数割れの可能性が指摘されるようになりました。

　それに伴って、小池知事が立候補するのかどうかも話題の一つになっています。

　でも小池知事は今回立候補する必要はありません。

　仮に自公が過半数を割り、本当に政権交代となったら、その時は議員の誰かが辞職すればいいのです。そしてそこで補選を行いその時小池知事が立候補すればいいのです。それまでは暫定で誰かが首相をしていればいいのです。辞職議員はその後小池首相の補佐官として、暫定首相も大臣などとして地位を補償することはいくらでもできます。

　というシナリオが書けるので小池知事は立候補する必要はありません。なにしろ都知事ですからそれを辞して立候補となれば少なからず悪影響があるでしょう。しかも自公が過半数割れしなければ都知事からただの野党議員になってしまいます。

　都知事なので立候補できないという大義名分のもと立候補はせず、万が一政権交代となれば、改めて衆議院議員に立候補する。ただし、現実的には、政権交代とまでは行かなくても、自公が議席を大きく減らし安倍首相退陣で大勝利であり、当面は野党第一党としてボーディングキャストを握りながら実績を作り、オリンピック後に本格的に政権交代を目指すというのが手堅い戦略ではないでしょうか。


《ワンポイントミライ》（？）

フツクロウ：　もし自公議席大幅減となったら、そんな簡単な話にはならんぞ。

ミライ：　そうなんですか？