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いつもと違う水曜、今日も短い記事[S]で。
今朝茂木健一郎さんが「グローバルかどうかは、趣味の問題だけど」という連続ツイートをされてました。
ぐし(1)最近つくづく思うのは、「グローバル人材」がどうのこうのというのは、趣味の問題だということだ。別の言い方をすれば、人生においてオプショナル。英語しゃべれてもしゃべれなくてもどっちでもいいし、グローバルに活躍してもしなくてもどっちでもいい。茂木さんは「別に英語をしゃべらなくて、グローバルに活躍しなくても生きることはできる」し、「発想さえ自由で柔軟だったら、英語なんてできなくったって、世界に通用する」とおっしゃってます。
そう、英語が問題ではないのです。
クローバル人材は、ちょうどこの間、ミラフツでも
誰もが目指すはグローバル人材ではなくユニバーサル人材
というエントリーで取り上げました。
このエントリーでは、グローバル人材では本当は「自立的・自主的に発言・行動できる」力とか、「多様な考えを持つ人と共同・調整して仕事を進められる」力が求められていることを紹介しました。そうなのですが、なかなか測定できるものでもないので、測定できる「英語力」がどうしても強調されてしまうようです。
さて、この「自律性」と「共創力」というのは、海外との仕事だけでなく、日本の中でもすごく必要とされてる力で、その力があれば、たとえ同じ日本人でも多様ないろんな人とコラボできてすごいことができます。それらの力を養うことで、グローバル人材どころか、ユニバーサル人材になれるのです。
そういった活動の中で、関連する海外の情報を調べるなど英語あれば便利なこともあるので、そういうときには、積極的に取り組めば身に付くのも早いでしょう。英語はそんな風に取り入れればいいのであって、それまでは一通り文章見て発音できるだけでも大きいです。文字が読めない言語は本当に大変です。
英語も便利ですけど、その向こうにある今社会に必要とされている能力がなんなのか、「人間力」みたいなもやっとした言葉でなく、少しずつ具体的になっているようです。