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鞆の津ミュージアムの離島ゴミアートの件がきっかけで、先日カネト水産という地元の魚屋さんを訪れることができました。私たちの活動の一つ未利用資源事業化研究会の活動を紹介するためです。
カネト水産は瀬戸内に浮かぶ田島という島にあります。有名な鞆の浦の近くで広島県福山市の福山駅から車で45分程で着きます。田島の隣には横島という島もあり、順に橋で繋がっていて、夏は地元の海水浴客でにぎわいます。
これは横島から撮った田島方面。山は色づき始め天気も良く、ただ景色を眺めているだけでも時の経つのを忘れました。
今回はなにかコラボはできないかと意見交換したのが本来の目的ですが、その後いろんな施設を見学することができました。そこで私が普段食べている魚がおいしい理由を知ることになったのです。
福山市は瀬戸内なのでもちろん魚がおいしいです。魚に強いスーパーとか行くと、美味しそうな魚がずらずら並んでいます。そして種類が豊富。イカだけでも10種類くらい並ぶ時もあります。それぞれの種類はそれほど数はないのですが、どれもこれも新鮮でおいしそうで、どれを選ぶか結構悩まされます。
その並び方が特徴的で気になっていたのですが、今回カネト水産さんを見学してその秘密の一部を知ることができたのです。
その秘密とはこれ。
店の前にあるいけす。海の中に網を張ってあります。ここに漁船が横付けできるようになっていて、捕ってきた魚は一旦ここに放されます。覗いてみましたが、いろんな魚がいるわ、いるわ、いっぱいいましたわー。で、その魚達は夜中の0時から1時頃に絞められ、2時から3時頃に福山市内の市場に運ばれ、競りにかけられ卸されていきます。そしてその日のうちにスーパーに並び、その夜にはうちの食卓に並ぶというわけです。
もちろん、全ての魚介がここを通るわけではありませんが、このいけすを通った魚を食べたことがあるのかなあと思うととても感動します。確かにおいしいわけだ!と。
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