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先日未来へ近づいていくための鉄則の一つとしてクリエイティビティ(創造性)をミライとフツクロウが紹介しました。
【未来への鉄則1】クリエイティビティ
なんとか、現状を少しでも変えて社会を少し良くしたいと思っている人は多いのではないでしょうか。
では、その未来への鉄則クリエイティビティを向上させるワークショッブのやり方について紹介しようと思います。もっとクリエイティビティを向上させたいけど、何からすればいいか迷っているなら、まずファシリテータの元でのワークショップを受けるのが近道です。
クリエイティビティで最も重要な鉄則は、量です。とにかく無数のアイデアをだし、数打って当てるのです。そのためには、アイデアなんて水みたいなものだという感覚、アイデアだけならいくらでも出せるという成功体験が必要です。ですから、ひとりで鍛えてその瞬間を待つよりも、一度ワークショップのようなところで、アイデアが量産される場を実体験するのが近道です。
では、そのクリエイティビティ強化ワークショップとはどのようなものでしょうか。時折出てくる鉄則は最後にもまとめます。
ステップ1: 準備
ワークショップでは、参加者一人一人が自分が解決したい課題を発表します。ですから、それを発表できるように選んでおかなければなりません。
課題を選ぶ時は二つのことに注意します。
一つ目はなるべく重要な課題であること。 自分がクリエティビティを発揮しなくてはいけない課題を選びましょう。真剣に考えている話題であるほど、よりクリエティビティが刺激されます。
突然粘土を渡されて、奇抜なものを作ってくださいと言われ、陳腐なものしかできなくても、そんなことはどうでもいいことです。
では、その未来への鉄則クリエイティビティを向上させるワークショッブのやり方について紹介しようと思います。もっとクリエイティビティを向上させたいけど、何からすればいいか迷っているなら、まずファシリテータの元でのワークショップを受けるのが近道です。
クリエイティビティで最も重要な鉄則は、量です。とにかく無数のアイデアをだし、数打って当てるのです。そのためには、アイデアなんて水みたいなものだという感覚、アイデアだけならいくらでも出せるという成功体験が必要です。ですから、ひとりで鍛えてその瞬間を待つよりも、一度ワークショップのようなところで、アイデアが量産される場を実体験するのが近道です。
では、そのクリエイティビティ強化ワークショップとはどのようなものでしょうか。時折出てくる鉄則は最後にもまとめます。
ステップ1: 準備
ワークショップでは、参加者一人一人が自分が解決したい課題を発表します。ですから、それを発表できるように選んでおかなければなりません。
課題を選ぶ時は二つのことに注意します。
一つ目はなるべく重要な課題であること。 自分がクリエティビティを発揮しなくてはいけない課題を選びましょう。真剣に考えている話題であるほど、よりクリエティビティが刺激されます。
突然粘土を渡されて、奇抜なものを作ってくださいと言われ、陳腐なものしかできなくても、そんなことはどうでもいいことです。
クリエイティビティは真剣に解決したい問題に対して発揮されれば十分です。
もう一つは、現実的な問題ですが、企業秘密など守秘義務があまりからむ問題は避けること。言えないことがたくさんある課題では、突っ込んだ話ができないから困ります。しかし、自分が真剣に取り組む問題であれば、言えないこともあるでしょう。ですから、ちょっと工夫して、なるべく大きな問題にしてしまいます。目前の直接の課題ではなく、その背景にある社会問題などです。そのほうが他分野からの参加者もアイデアを出しやすくなります。
ステップ2: 課題紹介
さて、ワークショップでは導入の後、それぞれの参加者が課題を紹介することで進めます。シートを課題ごとに用意しておいて、なにかアイデアや質問があれば、手元に書き留めます。もし何かのきっかけで前の課題に対するアイデアがでれば、遡って書き留めても良いですし、自分の課題に対してなにか思いついたらそれも自分の課題のシートに書き留めましょう。
それらのアイデアをどう発表するかはファシリテーターが管理しますが、基本的に大量にアイデアが出て、全てを発言するのは無理なので、後で本人に渡して読んでもらうつもりで書き留めておきましょう。
アイデアの出し方については、以前ここで詳しく検討しました。
アイデアストリーミングで発想が次々湧いてくる
ここで、参加者にはいくつかのコツがあります。
アイデアは異分野の人同士であるほど出やすくなります。最近読んだMIT石井裕さんの記事でも
MIT石井裕教授が提言。「ICT敗戦国」日本を生きるクリエイターに必要な2つのこと
クリエイターに必要なことの一つとして「異なる分野がぶつかった所に機会」があると書かれています。
もちろんワークショップでもいろんな分野の人が集まっているでしょうから、たくさんのアイデアが生まれることと思われますが、ワークショップでは一歩先を行くこともできます。
それは「自分自身がその分野の人になりきってみる」
ということです。これが鉄則の2です。
良くデザイナーとエンジニアがコラボして新しいものを作るというアプローチが聞かれるかと思いますが、それよりもっとイノベーションが起こりやすいのは、自分の中に両方作ってしまうことです。エンジニアであれば、デザインも少し勉強するのです。
ですから、ワークショップでは、他の参加者が発表しているときに、その人になってみましょう。その人の立ち場で考えることで、その人の課題に対するアイデアも出るでしょうし、自分が一瞬他の分野の人間になることで、自分の課題を違う立ち場で見ることができます。そうすることで自分自身でいろいろアイデアが生まれることでしょう。
ステップ3: みんなの課題を俯瞰する
参加者の課題を聞いたり、アイデアを出し合いながら、それぞれ違う課題を持ち寄っているけれど、その背景にある共通した問題背景を考えましょう。これは主にファシリテータの役目です。たとえばいくつかの課題は持続的な経済活動を目指した取り組みであることでしょう。
その過程を経ることで、みんなが社会に対して同じような問題意識を持ち、それぞれがそれぞれの分野で解決策を探していることが実感できます。自分と同じ問題意識で頑張っている人がいると分かることはとても心強いですし、それぞれの分野での手法が自分の分野でも使えるかもしれないという実利もあります。俯瞰することは鉄則の3です。
先ほど紹介したMIT石井裕さんの記事で書かれたクリエイターに必要なもう一つのことは、ビジョンなど俯瞰する力です。
ステップ4: どれかやってみる
一通り参加者の発表が終わればそれぞれの課題にたくさんのアイデアが出ていることでしょう。たくさんアイデアがあれば、中にはすぐ試せるものもあるはずです。
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