きっかけはこの記事でした。
風力の発電能力、初めて原発抜く コスト減、普及後押し
世界の風力発電施設の発電能力は今年、4億キロワットを超え、原発を初めて上回ることがわかった。発電コストが大幅に下がり、普及を後押ししている。このグラフを見た時驚きました。
メインは風力発電の記事なのですが、そんなことより、原子力発電能力が横ばいなことに、驚いたのです。
ということで、さっそく検索してみたところ、こんなサイトを見つけました。
核情報
そのページに、原子力発電電力量と総電力量に占める割合の推移(図)という図を見つけました。
原子力発電電力量は、2006年をピークに下がり始めています。総電力に占める割合は、なんと1990年ごろをピークに下がり始めています。
残念ながらこのグラフは2009年までなのですが、最近はどうなんでしょうか。2011年福島原発事故の影響で好転してはいないと思いますが、気になりますが、この傾向は大きく変わってはいないのではないでしょうか。
こういった傾向が、2011年より前にすでに起こっていたことは全然知りませんでした。中国など新興国が原発をというニュースはよく聞いていましたから、もうどんどん増えていると思っていたのです。
でも実際は、とっくにピークアウトしていたのです。
その理由は明らかだったので、当然のグラフと言えば当然だったのですが、それを裏付けるこのグラフを今まで知らなかったのはちょっと悔しいです。
その理由とは、