第17回自然科学研究機構シンポジウム
テーマ: 記憶の脳科学 -私達はどのようにして覚え忘れていくのか-


日時  : 2014年9月23日(火・祝日)9:50~17:40
会場  : 学術総合センター(一橋講堂)
概 要  : 日常会話で「海馬」という解剖学的用語が頻繁にのぼるほど、「記憶」に関する脳研究には高い関心が寄せられています。しかし、記憶の研究は奥深く、これま での視点だけでは解明できない部分があります。この記憶研究の限界を突破すべく、現在様々な視点からのアプローチが進められています。17回目になる今回 のシンポジウムでは、脳科学、認知科学、基礎医学、臨床医学、さらには劇的に強くなった将棋ソフトの記憶法まで、幅広い研究分野の第一人者が、記憶研究の 最前線を解説します。多くの病院に「物忘れ外来」が開設され、認知症が急増して大きな社会問題となっている現在、非常に時宜を得た企画となっています。


主催   : 大学共同利用機関法人 自然科学研究機構


■午前の部 9:50~


※タイムシフト・アーカイブ視聴はございません、是非ライブでどうぞ

■午前の部 13:30~

※タイムシフト・アーカイブ視聴はございません、是非ライブでどうぞ

会場でのシンポジウム参加募集中です。(申込締切:9月22日(月)正午まで)
申込みは公式ページよりどうぞ。
http://www.nins.jp/public_information/sympo17.php

 

■プログラム
  9:50~10:00 機構長挨拶 佐藤 勝彦 自然科学研究機構 機構長
10:00~10:40 記憶とは何か 岩田 誠 東京女子医科大学 名誉教授
10:40~11:20 記憶を人為的に創り出す 井ノ口 馨 富山大学 教授
11:20~12:00
 見る、憶える、思い出す
          大脳皮質ネットワークにおける知覚と記憶の神経メカニズム
          平林 敏行 東京大学 講師

(昼食休憩)

13:30~14:10  近年のコンピュータ将棋の進歩と機械学習
          佐藤 佳州 パナソニック株式会社 研究員
14:10~14:50  記憶と脳指紋
          柿木 隆介 自然科学研究機構生理学研究所 教授
15:00~15:40  ワーキングメモリ:脳のメモ帳
          苧阪 満里子 大阪大学 教授
15:40~16:20  健忘症と認知症
          森 悦朗 東北大学 教授
16:30~17:30  パネルディスカッション
          立花 隆、井ノ口 馨、平林 敏行、佐藤 佳州、柿木 隆介、苧阪 満里子、森 悦朗
17:30~17:40  閉会挨拶 井本 敬二 自然科学研究機構生理学研究所 所長


■公式サイト
自然科学研究機構 第17回自然科学研究機構シンポジウム
http://www.nins.jp/public_information/sympo17.php