岡田斗司夫プレミアムブロマガ 2018/03/13

おはよう! 岡田斗司夫です。

今回は、2015/08/16配信「コミケの作法とTPPが破壊する日本文化+戦後日本は不良の美学をドイツに学べ!戦後処理謝罪問題!!」の内容をご紹介します。
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2015/08/16の内容一覧

謝罪してくれと言われたらすぐ謝罪する

「相手がよいというまで謝ったほうがいいのでしょうか?」

 なんだろうな、いろんな考え方があるんですけども、僕は基本的に謝れって言われたら、即謝りますね。
 これは戦略的に正しいかどうかというよりは、人に謝れというやつを徹底的に軽蔑してるからですね。
 なので、謝罪してくれと言われたら、だいたいすぐ謝罪します。
 たとえば、公式的に謝れと言われたら謝ると。で、謝らせた相手はそれで鬼の首を撮ったように、岡田斗司夫が謝ったとかいうふうにメディアで書いたり、言ったりする場合があるんですけども、徹底的に僕、そういう人を軽蔑してますので、なんにも僕にはダメージがないというのかな。
 これべつに今、日本と韓国の話を全然してるんじゃないんですよ、本当に個人の体験として話してるんですよ。
 これまで僕、連載とかそういうふうなやつで公式的に謝罪を求められたことが3回くらいあるんですけども、3回とも間髪いれず謝りましたね。
 それは謝れというやつはバカだと思っているということと、謝った、岡田斗司夫謝った、だからあいつは間違ってるんだというようなことを書く人もそうですけども、それを読んで本気にする人も、僕はあんまり頭がいいとは思わないので、自分の客と正直思ってないんですよね。

「メンツとか、くらだないよね」(コメント)

 いや、メンツはありますよ。
 なので、おまえは、間違ってると思わないのかっていうふうに言われたら、間違ってるとは思いませんって言いますけども、謝れといわれたらなんぼでも謝りますんでですね、なんぞ気に食わないことがあれば、番組宛にこう謝れというのをメッセージをいただければ、このニコ生の場で真剣に謝りますよ。

「ほんとに腹の中はべつよね」(コメント)

 腹の中はなぁ、見下げる、軽蔑するということと毒づくというのは、違うんですよね。
 毒づくというのは、相手のことを対等になんだかんだいって見てるからであって、見下げてると毒づいたりしませんよね。僕がよくつかう例えで、にわとりの世話をしている人はにわとりのことを見下げてるけど、毒づいたりはしない。
 卵を産んだらいい子いい子っていうし、卵を産まなければしゃあねえなという。
 これは見下げるという態度でありまして、にわとりが病気したら、なんで病気したんだよじゃなくて、自分のやり方を反省して、あーもっとエサこうすればよかったというのと同じでですね、ま、謝罪を求めるような人には謝罪するし、それでファンが離れるっていうんだったら、それで離れるファンはべつにかまわないっていうふうに考えるんですけどね。

 これがネット時代の正しい戦略かどうかはわかんないんですよ。
 ネット時代っていうのはなにがなんでも自分のフォロワーとかファンは多いほうがいいから、僕みたいなやり方はまずいかもわかんないんですけど、僕は自分のことをフォローしてくれる人とか自分のファンというのをある段階って言ってもいいですし、ある期間で濾したいっていうのかな、いわゆる純度を増したいとかいうふうに考えているので。

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