みなさんこんにちは。みんなの党衆議院議員のおおくま利昭です。今回わたしは党内で、いわゆる「マイナンバー法案」の検討を担当することになりまして、只今勉強中でございます。今日はこの「マイナンバー法案」についてお話ししたいと思います。この法案は簡単にいいますと、税と社会保障の給付のために国民全員だけでなく法人にも番号を振るという制度です。個人の方は個人番号(住基カード・住民コードから生成される番号、法人番号の方は国税庁が振る番号という風に整理されています。結論的には免許証と同じように、この個人番号から作ったカードは個人の身分証明になるという制度設計が予定されておりますが、なかなか難しいところもありまして、本来これは「真正性の確認」(利用者本人とそのマイナンバーが正しいものか)をするためのもので、本人確認の証明のものでは無いのです。

Q「将来的には身分証の代わりにもなるということですか?」
本来狭い意味ではならなかったのですが、基本的には免許証と同じように顔写真も付けることによって身分証明にもなるということを制度上予定しているとのことです。

Q「身分証として使えるようになる背景は?」
簡単に言うと免許証を持ってない人も居るということで、そのような人用に身分証明をできるものとして使えるようにしようじゃないかということですね。これまでの話は政府案の説明なのですが、「みんなの党」としてはもう少し国民の皆さんからの視点で使い勝手の良いようにしていきたいと考えています。具体的に言うと、将来予定されている「給付付き税額控除」を実施するときに、このマイナンバーを使えないか?ということで政府案の修正をかけられないかと検討をしているところです。