配信日:2016/07/27
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松井一郎 大阪府知事『定例会見』
全文書き起こし

― 7月20日定例会見 ―

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2016年7月20日(水) 松井一郎知事 定例会見

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第1部
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<知事>
まず夏休み期間中の子供の安全確保についてです。
いよいよ子どもたちは夏休みを迎え、外出の機会が増えます。今年に入り、13歳未満の子どもが被害者となる強制わいせつは、昨年よりも減少しております。しかし、全国最多の件数でありまして、依然として厳しい状況が続いております。
大阪府では、昨年の夏の寝屋川市での痛ましい事件等もあり、子供の安全を守るために、大阪府警や府内市町村連携をして、通学路への防犯カメラの設置促進を図るとともに、地域安全センターの設置を進め防犯ボランティアの活性化などに取り組んでいます。
また、毎年8月を「こども110番月間」とし、大阪府警と連携して、子どもたちが犯罪被害にあわないよう、各市町村や民間企業と協力した啓発活動を行っております。もしものときに助けを求めて逃げ込める「こども110番運動」の周知や、「一人で遊ばない」「知らない人についていかない」などといった5つの約束の啓発を行い、子どもたちが自分で身を守る術を身につけるように、呼びかけています。現在大阪府内で「こども110番運動」にご協力頂いている数は、家庭や事業所が約17万軒です。業務車両が約11万2千台です。
たくさんの皆さんのご協力に感謝を致します。各地域においては、子どもたちが犯罪被害に遭わないように、パトロールや身まもり活動を幅広い時間帯で実施するなど、子どもたちの安全を守る活動の強化をお願い致します。ご家庭においては、子どもたち一緒に「子ども110番の家」の場所を確認したり、子どもたちが外出する際には、必ず防犯ブザーを持って出るように習慣づけるなど、犯罪から身を守る方法を教えて頂くようにお願いをします。夏休みに入りますと、開放感などから子どもが夜遊び、非行に走ったり、犯罪被害にあうことが懸念されます。子どもたちの夜間外出にはご家庭でよく気をつけて頂きたいと考えています。