配信日:2013/06/12
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橋下徹 大阪市長『定例会見』
全文書き起こし

― 5月29日定例会見 ―

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第1部
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<市長>
まず、僕から2点です。
まず、大阪市の経済戦略局長の公募の最終合格者が決定しました。
平成25年3月。この間の3月にですね、公募を開始しました。経済戦略局長公募の最終合格者なんですけれども、応募者が59名だったのですが、合格者が、井上雅之さん 外部の方ですね、市役所の職員ではなく、外部の方です。
年齢は52歳。主な経歴として、元株式会社ジェイ・コーチ代表取締役社長。元しなの鉄道株式会社代表取締役社長。就任日は、当初7月1日を予定していましたが、現在は、経済戦略局長は空席状況にありますので、出来る限り早い日程で就任頂く事が望ましい事から、この、6月1日付けでですね、局長として正式に就任頂きたいと思っております。
この経済戦略局はこれまで、大阪市の各局にバラバラと散らばっていた、人・モノ・金を集めるそう言う舞台をひとつにまとめた、これからの大阪市の都市経営の要となる局でありまして、大学なんかもこの局に移ってきますし、文化、スポーツ、もちろん中小企業支援とか、それから、さまざまな、人・モノ・金を集める事業をですね、そう言うものを全部ひとつにまとめましたので、これからの大阪市の都市経営に重要な役割を果たす局になります。
こう言う形で民間からすばらしい人材が就任すると言うことで、非常に僕も期待をしていますので、これからの新しい経済戦略局の進展を見守って頂ければと思っております。
もう1点が、風しん予防接種費用の助成なんですが、松井知事が風しん流行を何とか防ぐためにですね、予防接種の助成制度を作りたいと言う話が松井知事からあったかと思うんですが、5月13日大阪府が風しん流行緊急事態を宣言して、予防接種の助成制度をまず大阪府が創設したと。
先日、風しんの流行について、皆さんにお知らせしまして、任意の予防接種をお願いしていましたが、大阪市としてもですね、産まれてくる子供を先天性風しん症候群から守るために、妊娠を希望する女性、妊娠している女性の配偶者を対象に、あらたに助成制度を始めることにしました。
助成事業の詳細は、ホームページ等でいろいろときちんと告知、広報、説明をしております。
これは、風しん発生届出数の推移で、相当な数になっていますね。それで、制度なんですけれども、まず、自己負担なしで風しんの予防接種の予防接種を受けて頂けるようにしました。
助成の上限額なんですが、ただ、予防接種の金額がいろいろ各医療機関で、完全に統一されていないところもありますので、基本的な単価として、混合ワクチンの場合には9586円。単独ワクチンの場合は5998円。これは、委託する時にこの単価になるんでしたっけ。この単価はどうやって決めたんでしたっけ。