たっかんさん のコメント
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前回の第8図からは、▲3三龍とされるのが後手にとって厳しい一着。△同玉▲3四金△2二玉と完全に押し戻されてしまいます(第9図)。
【第9図は△2二玉まで】
そこで先手がさらに▲3三銀と王手をするとどうでしょう。以下△1二玉▲3二銀左成までは一直線ですが……(第10図)。
【第10図は▲3二銀左成まで】
これ、危なそうに見えて△1一角と打てばなかなか詰まない形です。
というわけで先手はこの局面、銀を温存したほうがよさそう。代えて▲2四歩と打つのが頓死を狙う一手(第11図)。後手の応手はいろいろありますが……。
【第11図は▲2四歩まで】
△同歩:▲2三銀△1一玉▲1二歩△2一玉▲3二銀左成まで。
△3二金:▲同銀成△同玉▲3三銀△4一玉▲4二金まで。
△1二金:▲2三歩成△同金▲同金△同玉▲3四金△1二玉▲2三銀△1一玉▲1二歩△2一玉▲3二銀左成まで。
他、△3一桂(△1一桂)と打つのは▲3三銀で、以下△1二玉▲3二銀左成△2一香が最善の進行ですが……(第12図)。
【第12図は△2一香まで】
これは▲同成銀と強く取られ、△同玉▲2三歩成△同桂▲同金となってはもはや適当な受けがありません。
どうにも先手の攻めをほどく手段がないように思えますが……? 次回に続きます。
季節は春、私立彩文学園に入学した春張来是と碧山依恋。
新しい学園生活に想いを馳せていた2人が出会ったのは……なんと将棋!
史上初?の本格将棋ライトノベル!
誰でも楽しめる将棋小説を目指して連載を頑張りますので、ご支援をよろしくお願いいたします。
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初心者ながら一つ思いついたので。
第10図で▲3二銀左成ではなく、▲3二銀左不成はどうでしょうか
1一や2一、2二、2四、3一に金を打っても、2四成銀などとしても受からないような気がするのですが…
気のせいでしたらすみません
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