先日、「CR大海物語4 Withアグネス・ラム」を打ったんですよ。
 これって三洋が“遊デジ”として確立していくであろうジャンルで、確率99分の1の甘デジとは異なる、確率1/119のタイプ。

 確率が重たくなってる分、時短が40・70・100回転と延びてるわけで、その分楽しめるでしょっていうメーカー側の考えなんでしょうけど

 いやーもうわかってないですね、コレ。そう思いませんこと?

 まず、打つ人ってのはデータランプを見るんですよ。1/119ってことは、それなりのハマリが頻発する。
 200回転300回転なんて当たり前のようにね。
 普段甘海を打ってる人からしたら、なんじゃコリャって履歴が残るわけですよ。
 これが良くない。座るのをためらいますからね。

 それと、時短。時短が延びてるからいいでしょって言われてもですよ。
 STも10回転に延びてるんですよ。
 つまり、40回転時短って、実質STの10回転をマイナスした30回転の時短しかないわけですよ。

 STもそう。
 10回転で約1/20を引かなければいけない。
 それまでの海は、5回転で約1/10でしたっけかね。
 これって確率にすれば同じですけど、個人的にはSTは長ければ長いほど連チャンしない気がします。ええ、何の根拠もないですけどね。

 だって、思いません?
 たとえば。
・30分の1を10回転以内に当てる
・300分の1を100回転以内に当てる
 ……これを並べられたら、前者「30分の1を10回転以内」のほうが容易に感じませんかね? どちらも時短引き戻しと同じ確率ですけど。
 まあ、数字だけで言えばなーんの論拠もない話ですけど、長年スロやパチをやってきた経験則ってのは次郎なりにあるわけでね。


 ともかく、この遊パチってやつ、個人的には……

「確率を重く、回転数を長く引き伸ばすことでいわゆる“荒れ”を抑えている」

 ……こんな風に感じるんですな。

 実際のところは、客滞率を上げるためとか、もっと違う理由があるのかもしれませんが……どんな理由にせよ、お客さんのことを思った対応とは思えないんですよねぇ……

 だって、いまだに人気がある「CRぱちんこ聖戦士ダンバイン」や、今後も長期稼働するであろう「CR戦姫絶唱シンフォギア」なんかは良い例ですよね。
 1回転1回転の重みを出し、スピード感を重視している。

 やっぱりサクサク当たってこそ、ぱちんこってやつは楽しいと思うのですよ。

 そんな打ち手の思惑とは逆に、短時間の出玉を抑える方向で業界が動いていることは大変悲しいことなのであります。

 業界を支えているのは我々打ち手、そしてその中でもとくに支えている負け組の次郎のような超優良客のことをもっと大事にしてもらいたい。
 どんなおエラい方々が我々を締め付けているのか知らんですけども、同じ身になってぱちんこを打ってみろい! と、そういう人たちに言いたい。あ、もちろん貯金もお財布の中も次郎と合わせてね!
 そうやって打ち手の気持ちをわかってから、規則なりなんなり決めてくれるんなら文句ないんですけど。


 なんて今週もボヤきながらこの辺で。
 また来週お会いしましょう。