ですが、次郎はあんまり打ってませんでした。導入当初は何度か打ちましたが、引き弱の次郎、当然最終決戦を突破できず、ちょろりとした出玉を前に呆然と立ち尽くすことに疲れ、離れておりました。
しかし、こうも世間がシンフォギアシンフォギアなってくると、もう一度打ってみようかという気分になり、やはり面白いなと。それで、今さらシンフォギアを打っとります。
演出の完成度は言わずもがな。今さらかもしれませんが、保留変化のバランスが素晴らしいですね。
入賞フラッシュの有無、手紙保留の中身、そして色保留は赤がしっかりアツく、そして出現頻度のバランスも飽きを感じさせない。
まあライトミドルだからこそ出せるバランスかもしれませんけど、保留の遊びがしっかりしているだけで打てちゃう。
そしてもうひとつポイントが。
シンフォギアって、スペックがカラいんですよ。他の機種と比べたら、余裕でホール側のプラス。
ってことは、ですよ。
ホールとしては“回せる”んですよね。これが大きい。
打てば回る安心感、そして回る分、保留の演出を思う存分楽しめる。
どの機種とは言いませんけど、たとえ8個保留で先読み演出が充実していても、スペックが甘ければホールは回さない。8個も保留なんて貯まらんし、先読み演出が逆にストレスになるだけ。
もちろん他にも演出面の素晴らしい点はありますけど、そこはきっと今さら打ち始めた次郎なんかよりも、このコラムをご覧の皆さまのほうが詳しいことでしょう。
また、「○○打法」なんて、スロットファンが惹かれちゃう打ち方があるのもいいですよね。ご紹介すると……
■流星打法
シンフォギアチャンス中、7回転目を保留が0~3の状態で消化します。そして、リーチ演出中に残りの保留を溜めれば準備OKで、最後のリザルト画面で流れ星を出そうっていう打ち方です。
パンクのリスクもありそうですが、けっこう長い演出中に保留を貯めるので、余裕で間に合います。
■クリス打法
最終決戦の演出時、ちょこっと打ちして電サポの保留を1個だけ貯めます。そして、1回転目のリーチ演出中に残りの保留を貯めると、パネルがすべてクリスになるというわけ。
最終決戦のパネルの内容に委ねず、最後までドキドキして見たい、という方にはオススメですね。
……こんな打法があったり、細かい演出の法則性があったり、スロッターの心をくすぐる部分がいっぱいあるんですよねぇ。
深く知れば知るほど面白くなる機種ってのは近頃のぱちんこに不足していた部分ですな。増台、増台となるのもうなずけます。
そんなわけで次郎も今日はちょろりとした出玉にもめげず、シンフォギアを打ちに行こうと思っとります。
というわけで今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。