スロットのほうは「Re:ゼロから始める異世界生活」の爆発力に注目が集まり、6号機ではダントツトップの稼働を見せて、立ち見なんかもけっこういたり。
一方でぱちんこのほうも、「Pヱヴァンゲリヲン~超暴走~」を30台クラスで導入する店もあったりして、ループタイプの継続率82%を久しぶりに体感したいというお客さんが多くなだれこみ、空き台なしの状況が続いている週末だった気がします。
実際82%、時短込みで84.5%という継続率は強力で、10連クラスは当たり前、20連30連なんてデータもけっこう見掛けてまして、これはぱちんこファンが座りたくなる気持ちもわかりますなぁ。
どうやら50連している台や、100回大当たりに到達する台もあったりして、継続率撤廃の規制緩和は非常にプラスに働いているなとひと安心です。
規制後の「P」がつくタイプは10ラウンドまでというルールがあるため、もう誰も打たないんじゃないかと心配していましたが、今後出てくる台に関しては継続率80%オーバーが当たり前のようになっているため、どれも高稼働しそうな気がしますね。
4月の初旬にSanseiから出る「Pゴッドイーター -ブラッドの覚醒-」も90%近い継続率を誇っているということで、エヴァの初期稼働を見たホールから注文が殺到しているようです。
この流れにしっかりと乗っかって、面白く爆発する台ってのをリリースしたメーカーが頭ひとつ抜き出てくる可能性はありそうですな。
だとすると、この継続率撤廃まで、65%継続・10ラウンド制限で販売された「P」の台っていったいなんだったのかって印象ですが……ファンからしたら、そんなスペック誰が打つんだって話でしょうし。
各メーカーなんとか出玉を伸ばそうと小当たりラッシュを付けたりしてましたが、まったくの無駄だった、なんてことになってそう。小当たりラッシュは専用の右打ち機構をつけないといけないためお金もかかるし大変だと聞きますけどね……規則に振り回されるメーカーってのも楽じゃないってことでしょうなぁ。ご愁傷様でございます。
なんにせよ、ぱちんこは高継続機の登場で先が楽しみな部分がありますし、スロットもリゼロの登場で各メーカー爆発に重きを置いた台を考えてくるでしょう。ゴッドシリーズなんて、「リゼロのが破壊力あるじゃん!」なんて言われたら終わりですからね。
ぱちんこ屋さんと業界がちょっと活気付いてきている気がして、これからが楽しみな次郎なのでした。
■次郎の色んな意味で注目の一台
・京楽「PぱちんこGANTZ2」
小当たりラッシュタイプで唯一ヒットした台なんじゃないかと思うGANTZですが、続編はさらに小当たりラッシュをパワーアップさせているようです。
小当たりラッシュで高継続にどう対抗するのかっていうのも見ものですな。
では、今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。