ネットに記事が出てまして。
 どんな記事かって言いますと、全日遊連(全日本遊技事業協同組合連合会)のホームページに、ぱちんこファンからの声を掲載しているという記事です。

 で、実際に見にいってみると、本当に熱心なぱちんこファンの方が、それなりの長文でぱちんこに対する意見を書いてくれています。

 これがまたリアルな声で、多くは、
「勝てない」
「規制のせいで勝てなくなった」
 …という勝ち負けに対する嘆き、次いで多いのが、
「演出がつまらなくなった」
「アツいリーチが当たらない」
 …などの演出に対する不満といったところでしょうか。

 演出に対するものは、やはり昔の良い時代のぱちんこをイメージしている方が多く、昔はシンプルだからこそアツくなれた、といったご意見が多かったです。
 海なんかで魚群をはずしても、くそー! とは思いますが、理不尽な怒りなど感じたりはしませんからね。

 しかしながら、演出に対する不満も、ようは負けたから出るもんだと次郎は思います。勝ってるイメージのある台って、激アツがはずれたとしても、仕方ないと納得できたりしますしね。
 つまりは、やはり今のぱちんこが勝ちづらくなっているということに繋がるんだと思います。

 本当にどれも熱心なファンの方のメッセージなので、業界の人はしっかりと全部目を通していただきたいですな。
 機械開発をしているメーカー、とくに上層部の人はもちろんのこと、「射幸性」という曖昧な言葉で業界を締め付けている“上の人たち”にもね。出玉を抑え付けることのどこで射幸性が煽られなくなるのか、こういったファンの方たちが納得できるように説明できるんですかね。

 そしてまた面白いのが、それに対するぱちんこファンでない方たちのご意見で、そりゃもう第一に「廃止しろ」という声が上がってたりします。
 そう思うのは当たり前ですよね、それこそが一番の健全と言われてしまえば、ぐうの音も出ません。
 ただそういう方々は、この業界が仮になくなったとして、どうなるのかということが見えてない方たちだと思うわけで、一概に「じゃあなくせばいいじゃん」というのも間違いだと思うわけです。やはり、根本的な打開策を早く見つけなくてはいけません。

 ただ、こうして全日遊連がファンの声を掲載しているというのはとても良いことで、全日遊連も打開すべく努力しているというのが見てとれますな。
 昔から業界を支えてきてくれているファンの方たちですから、こういった意見を汲み取り、より良い業界にしてくれるよう、次郎は祈るだけですわ。

 それにしても、やたら騒がれるぱちんこ業界ですが、その一方で売り上げを毎年増やしている競馬、地方競馬なんかが依存症についてあまり言われないのはおかしいと思うんですが、どうなんでしょうね。
 あっちのが還元率ぜんっぜん低いのにね。


■次郎の色んな意味で注目の一台
・ニューギン「Pうる星やつら」

 奥村の版権、笑ゥせぇるすまんはSanseiから出ましたが、うる星やつらはニューギンから出るようです。稼働好調のニューギンが料理するとどういった台になるんでしょうかね。


 では、今週はこの辺で。
 また来週お会いしましょう。