最近よく行く巨大ホールがあるんですけれども、そこでいつも見掛けるのが「右打ちランプハイエナくん」です。

 ずーっと打たずにホールをうろうろしてて、甘デジのシマから順に右打ちランプが落ちてるかどうかだけをただひたすらチェックしています。年齢にして、20代前半くらいの若者でしょうか。

 まあその行為自体、次郎は否定しません。次郎も若い頃、同じことをやっていないかと聞かれたら、全力で否定することなんてできませんからね。そんくらい、お金に飢えてるときであります。

 しかしその彼がよろしくないのは、即ヤメ台など右打ち保留が溜まって電チューが回転中の台に物を置き、キープしているところです。そしてまた別のシマへとランプを探しに行きます。
 右打ちランプを探すこと自体は否定しませんが、これは明らかな迷惑行為。
 中には休憩を取ってまでそういったことをする人がいるらしいですが、こればっかりはやめていただきたいし、店員さんも注意して欲しいところですな。


 ただ、こういったハイエナくんを見てて思うことは、スロットと繋がるところがあるな、と。天井や美味しいゾーンを求めてうろうろするのと似ているってところですな。

 業界的には、こういったぱちんこの攻略要素のようなものは一切排除するような流れになっていますが、ある程度の要素はあったほうが面白いと思う次郎。

 そもそも、この右打ちランプ、見ようによっては攻略打ちだと思うんですが、それについては一切言及がなかったり、議論されていないってのもどうかと思うんですよ。
 それなのに、天上のランプマスターみたいなちょっとした攻略要素のある台に対してはムキになってすぐに規制をかける。
 ハイエナという意味では、2000台クラスの巨大ホールで右打ちランプを探してるほうがよっぽど効率的に稼げるはずなんですがね。最近では甘デジでも小当たりラッシュタイプが多く出てるし、現実的に拾えちゃう確率なわけだし。

 まあなんというか、このへんもお上様が無知というか、雑だなと思ったりする部分です。

 右打ちランプを良しとするなら、それと同等程度の攻略要素は良しとしてもいいんじゃないかなと。
 ぶっちゃけ、朝イチに右打ちランプのついたガンツを見たことありますし、それってモーニングサービスと変わらないですよね。それをOKとするなら、モーニング的に、朝イチ当たりやすいモードに入るとか、連チャン後は引き戻しゾーンに入るとか、そういうゲーム性も別にいいじゃないって。

 そういった新しいゲーム性を規則でOKとすることが、ぱちんこ業界に若者を引き込むための工夫だと言えるし、業界を盛り上げるためのカンフル剤になるんじゃないかと思うんですがね。

 液晶演出や筐体、デバイスはどんどん進化しているのに、根本的なゲーム性の進化が乏しいと思うのは次郎だけでしょうかねー。


■次郎の色んな意味で注目の一台
・藤商事「Pリングバースデイ 呪いの始まり」

 新しいリングは、受話器役モノ搭載、6段階設定の設定6が激アマの1種2種混合機と聞いています。
 リングと言えばSTと思う方もいまだに多いかもしれませんが、スペックにこだわらず、どんどん新しい試みをする藤商事のやり方、好きですわ。


 では、今週はこの辺で。
 また来週お会いしましょう。