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東京を含む7都府県で緊急事態宣言が出され、愛知県でも同じように宣言が出されるとのことで、業界もてんやわんやになっています。
ホールには休業要請がされるということで休業したホールが、要請が見送りになったとのことで翌日には営業していたり、短縮営業などもせず自粛していないホールに、近隣の店が休みになったことで普段の倍以上のお客さんがつめかけたり、それを叩く人たちがいたり……
もはや何が正解で、何を信じていいのかわからない状態に陥っているのは、我々だけじゃないんだなと。
こんなとき、この業界で真に自粛しなければいけないのはどこなのでしょうか。
次郎的にはメーカーなのかなと。
当然ホールは休業することによって大きな損失が出ています。もちろん、それを補填するのは我々打ち手。
損失が出ても、ホールは買わなきゃいけないんです。高いお金を払って、新台を。
ホールの支出のほとんどは新台購入費用。そこさえ抑えれば、もっと打ち手に還元できるようになるってわけですわ。
こんな状況の中、メーカーはというと……はい、いつも通りです。
もちろん、テレワークに移行しているメーカーもありますが、開発スケジュールの遅延なんかはありません。
損失を抱えたホールに対して、いくらでも新台を売る気マンマンってとこですな。それが面白くて稼働すりゃいいんですけど、今の新台、すぐにガラガラになっちゃうのも珍しくないわけで、その点は反省してるんですかね……
業界の開発関係の方に聞いてみても、とあるメーカーは緊急事態宣言を受けて、急遽お休みになったみたいです。
ただ、下請けには「うちら休みになったけど、スケジュールは変わらないからちゃんとやっといてね」と言わんばかりに投げつけられたらしく。
まるで、「自分たちは安全に家から出ないけど、あなたたちの感染リスクは知りません」と言われたようだ、と笑いながら話していましたが、そのマスクの下は、本当に笑っていたかどうかわからんですぞと。
もちろん、苦しい状況に追い込まれているメーカーがあり、そういったメーカーは必死に台を売らなければいけないのもわかりますが、業界の未来を考えれば、大小どのメーカーも今こそ一丸となって販売スケジュールの見直しを、ホールのため、ひいてはパチンコ・パチスロファンのためにやっていかなきゃいけないんじゃないかと思う次第ですわ。
国民全員の協力が必要だと、政府や多くの著名人たちが声を上げる中、一致団結できているようには見えないこの業界の先行きが不安になってくる昨今であります。
■次郎の色んな意味で注目の一台
・Pビビッドレッド・オペレーション(ニューギン)
今一番安定しているメーカーなんじゃないかと思うニューギン、アニメ系にも手を伸ばしているところは注目。もともとは三洋の版権だったビビオペ、ニューギンがどう仕上げるか気になります。
では、今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。
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