パチランブログ
気付けばもう2020年最後の覆面コラムですか。コロナの脅威もあって、あっという間の1年に感じましたな。
1年間、次郎の戯れ言にお付き合いいただきありがとうございました。また皆さんのできるだけお役に立てる、おもろい情報なんかも提供していければと思いますので、2021年もよろしくお願いしますぞ。編集部の方にもね。
本年最後のコラムですが、月並みですが来年の業界の展望など書いていきましょうか。
まずスロットですが、年末に出た「Sひぐらしのなく頃に祭2」がかなりの高稼働&高評価になっていまして、オーイズミという昔から頑張ってきていたものの、なかなか陽の目を浴びることのなかったメーカーに光が差してます。
もともと大繁盛本舗など、ハイセンスな台を提供していた、パチで言うなら豊丸みたいなメーカーでしたが、パチスロ1000ちゃんなど開発力のレベルは高く、来年は大手メーカーを退けるくらいの勢いが出てくるかもしれません。
思えば4号機時代、ホールの片隅でひっそりとオジサンたちが打っていたジャグラーという台が、この時代になってホールの中心になっているなんて、誰も予想しなかったこと。
北電子といえば、地味で全部ジャグラーみたいな台を出している、そんなイメージのメーカーでしたが、いまや6号機のジャグラーが出るとなればホールも久々に本気で出してくれる。朝の並びのスロットファンも、けっこうな割合でジャグラーに行く人も増えました。
まさに弱肉強食、大手がいくらウン億というお金をかけて作った台でさえ、打ち手のレベルが上がった今、稼働する保証なんてどこにもありません。某怪盗の台が良い例ですよね。
それにようやく気付き始めたメーカーたちが、どう動くのかってのが2021年の焦点になる気がします。
同じような台を演出を使いまわして出している京楽のやり方が正しいのか、一球入魂で自信のある台にとことんお金を使う、「Pとある魔術の禁書録」の藤商事が正しいのか。
Sammyは希望退職者を募り、上層部を一気にリストラした、なんてウワサも聞きましたが、Sammyのような大手メーカーが変わらず生き残っていくのか。
2020年の始めの時点で、本格的に撤退の準備を進めていると聞いていたメーカー……
実は西陣だったんですが、モモキュンのヒットもあって息を吹き返してくれたようです。本当に何が起こるかわからない。
今年も色んなメーカーの方とお話しをする機会がありましたが、どのメーカーの方も「うちはヤバいっすよー」なんて言っている中、しっかり業界を俯瞰して見ているのはSANKYO・ニューギンくらいのような気がしますな。
年始の「Pアイドルマスターミリオンライブ」は登場後にスペック規制が入りそうで、唯一無二のスペックとなりそうですが、果たして打ち手に受け入られるのでしょうか?
まさに群雄割拠の年になりそうですが、できればどのメーカーも撤退することなく業界を支えていって欲しいというのが次郎の願いであります。
と言いながらも、年始は初詣で開口一番「今年こそパチンコとスロットの収支が上向きますように。当たりがいっぱい来ますように」と毎年願っている次郎なんですが、いつ成就されますかね?
それではみなさん、よいお年を。来年も皆さんが楽しくパチライフを過ごせますように。
■次郎の色んな意味で注目の一台
・ニューギン「Pあぶない刑事」
原作を小さい頃観てたので気になる一台。ニューギンといえば西部警察も好きだったんですが、そのあたりの刑事モノは今後も出てくるなんてウワサも。
では、今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。