パチランブログ
新台の中でも「Pアイドルマスターミリオンライブ!」が良い稼働と話題をさらっていますな。
しかしながらVループのストックという不思議な特殊スペックだけに、打つのが怖いって方も多いでしょうな。
次郎の元にもありがたいことにスペック解説をしてくださいというお便りをいただいております。
というわけで、その仕組みと打ち方についてできるだけわかりやすく解説させていただこうかと思います。わかりにくかったらスンマセン……。
まず初当たりは約1/319のミドルタイプ。初当たりを引くと100or150回転の時短に突入します。
この時短がストックタイムと呼ばれているものであります。
アイマスの右の機構を見ると、3箇所のベロが付いてまして、上から
・特図1始動口
・特図2始動口
・電チュー
となってます。
特図1ってのはいわゆる普通の機種で言うとこのヘソ抽選、特図2は電チュー抽選だと思っとけばOKです。
時短に入ると一番下の電チューがパカパカ開きます。ここに入れることで特図始動口へのベロ開放抽選が行われます。
ここまでは普通の機種でもあること。
アイマスが他の機種と違うのは、この電チューで2つのチューリップ開放抽選を行っていることです。
(1)特図1の始動口の開放抽選
(2)特図2の始動口の開放抽選
ほとんどが(1)の特図1のベロを開ける抽選に当選しますが、約1/350で特図2のベロを開ける抽選に当選します。
これに当選することで特図2へのベロが開き、始動口に入れることができれば、特図2の保留が貯まる。
この特図2の保留をストックと呼んでいるわけですな。
もちろん特図2の保留は4つまで貯められますから、最大で4つのストック(=保留)という意味です。
特図1に入った球は、通常時と同じく1/319で大当たり抽選をしています。これに当選すると、ラッシュではなく時短をもう一度やり直しになるので勘違いしないようにしましょう。ラッシュに入れるにはあくまで特図2に保留を貯めなければいけません。
ここで疑問が。
「じゃあ、時短100(or150)回転で、1/350を当てないといけないの?」
……違うんですな。
この電チューでは「保留を貯めるためのベロ(チューリップ)の開放抽選」が行われている。普通の台でも、チューリップがパカパカするのは確変や時短中に100回、なんて回数が決まってたりしませんよね?
なので、“右打ちをし続けること”で時短100回で約250回、150回で約400回の抽選を受けることができます。そう聞くと、1/350を複数回当選させることも難しくはなくなりますよね。
あ、そうそう。もう一度言いますね。
『右打ちをし続けてください』
これが重要なんです。リーチがかかろうが発展しようが、何が起ころうが右打ちを続けてください。トイレもNGです。(でも火事とか地震が起きたら逃げてくださいね)
ただ、右打ちを続けないとスペックを引き出せないどころか損になります。
ストックタイムの仕組みはおわかりいただけたでしょうか?
では次のポイント。
「72%の継続率って何?」
……これも理解すればカンタンです。
めでたく1/350を当て、ベロが開放。特図2の始動口に入れれば、特図2の大当たり確率は1/1。必ず当たります。
この特図2での当たりが72%の継続率を持っているわけではありません。
「72%で時短1回転が付く当たり」なんですな。
時短が1回付けばもう一度特図2のベロが開放される。ここに入れればまた1/1で大当たりする。これを繰り返すことで連チャンするわけです。
ストック……ようは電チュー保留が4つあれば、28%の時短ナシを4回引くまでは大当たりが続くってことですね。
……オマケ程度ですが、ストックを5個まで貯める方法もあったりします。
ストックを4つ貯めた後、特図2の変動開始時に電チューに球を入れる方法です。
ただ、1/350を5回も引かないといけないこと、手順が複雑なこともあってここでは割愛。ぶっちゃけそこに到達するまでが相当の難関です。
とまあこれがアイマスの仕組みですが、おわかりいただけたでしょうか。
とにかくストックタイム中は右打ちしっぱなしで出来るだけ電チュー抽選を受けるというのが一番のポイントです。(そういやマクロスデルタも同じでしたね、右打ちの機構も含めて)
最後に、アイマスというパチンコについて次郎が思うところ。
新規参入のユーザーを狙った大型版権であろうに、なぜこんな複雑なスペックにしたんすかね……違う版権でやっても良かったんじゃなかろうか。
ま、球が出りゃいっか。
皆さんもぜひぜひストック×4を目指して打ってみてくださいな。
■次郎の色んな意味で注目の一台
・Sammy「P蒼天の拳天刻」
最近、北斗よりも蒼天シリーズのほうがファン増えてきてるんじゃない?
そう思ってるのは次郎だけですかね。
では、今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。