先週から導入された「Pぱちんこ乃木坂46」ですけど、その稼働にビックリしてますよ、次郎は。
 正直、京楽の台ってしばらく台枠も変わってないし、演出も2Dの画だったり、何かをチャージする予告など、ここ数年何を打っても同じって感覚があったわけです。
 
 そして打ち手のことを思った細かな演出カスタマイズ機能ですが、これが裏目というかなんというか、結局「○○灼熱」「○○激アツ」「保留変化灼熱」あたりを設定してしまうと、もう通常時なんて淡々と図柄を眺めてるだけ。擬似連しようがなんだろうが、先読みがなかったり保留が変わってなけりゃ死んだ魚の目で液晶見てるか、スマホ見てるかのどっちか。ここにさらに沖パチモードやエアバイブモードなんかを設定していると、さらに変動の虚無感ってのが増える感じ。
 このカスタマイズ機能がさらに「何打っても同じ」ってのを助長してまして、一度打ったらもういいやって感想しかなかったんですね。
 
 そして乃木坂の登場です。
 ライトミドルとはいえ、AKBが出たときほどの衝撃もなければ、スペックも決して甘いわけではない。演出もとくに目立ったものもなく、次郎としては、「ああ、またいつもの京楽か。」くらいにしか思ってなかったんですが、ホールに導入されてみてビックリってのが冒頭の話。
 
 次郎のよく行くホール、20台導入とずいぶん思い切った印象ですが、これがまた平日だろうが休日だろうが空く気配なし。終日稼働しまくり、中には大当たり70回オーバーなんて台も珍しくない。
 
 そんなわけで次郎はまだ座れてないんですが、そんなにスゴいんでしょうか、今回の乃木坂は……どちらかというと登場前はタロウとか初遊タイムを搭載していたライダーのほうが話題性はあったと思うんですが、乃木坂はその稼働を超えてきてる気がする。
 
 しかし、スペック的には先に書いた通り、AKBみたいな甘さはないと思っていいです。
 2ラウンドからラッシュに突入、そのままスルーなんてこともあれば、右打ち50%が2ラウンドなので、連チャンしてもたいして出玉を取れずに終わってしまうことも。
 継続率も冊子には約84%と書いてたりしますが、これは振り分け15%のレジェンドVストックを含んだ数字。
 これを引かない場合の継続率は79%と、80%満たないことに注意。
 良くも悪くも“荒い”スペックには違いない。
 
 また、遊タイム中の注意点として、特図2の羽根に玉が入ってしまうと、C時短で時短を上書きする事例がわりとあるようです。
 ようは、時短が50回転に短縮されてしまう、という現象。一見バグのようにも見えるかもしれませんが、公式に発表されているものだそうで、注意しましょう。……って、注意のしようもないけども。
 
 荒いってのは時代に合ったスペックと言えるかもしれませんが、京楽のライトミドルといえばAKB、銭形のような純粋な甘さが目立つスペックにしても良かったのでは……と思ったり。
 
 ま、単純に乃木坂人気がスゴいからっていうのもあるのかも……オッサンの次郎には誰ひとりとしてわかんないんですが、それはさすがにヤバいですかね。
 
 いずれにせよ、今のところはかなりの高稼働という印象。ギアスや桃キュンに続いて、この1/230という確率帯、乃木坂が火をつけることになるかもしれませんな。
 
 
 
■次郎の色んな意味で注目の一台
・三洋「小宇宙的な台」
 
 スロットでは大人気のアニメタイアップ機、パチンコでも登場というウワサ。
 この版権といえば爆発力、というくらいにはスロットが盛り上げてくれてるんで、パチでもその波に乗って欲しいですな。
 
 では、今週はこの辺で。
 また来週お会いしましょう。