話題の「PF戦姫絶唱シンフォギア3黄金絶唱」導入からしばらく経ちまして、もうすでに大勝ちした方、全然勝てないよっていう方、さまざまいらっしゃることでしょう。
 
 次郎はというと……実はほとんど打っておりません。
 というか、打っても遊べるような釘の台が見つからず、打つ気になれないというのが実際のところであります。
 これは次郎がプロみたいな考えだから……とかそういうワケではなく、いやいやこんな釘で楽しく打てるはずないじゃんってツッコみたくなるような台が多くて、打ちたくても打てないんですわ。
 それに、なんというか……そこまで打ちたいという気持ちにもならない不思議。演出変わってなさそうだし、スペック的にも珍しくないしってとこが大きいのかな。
 
 全国ホールのデータを見てみると、平均の1000円あたりの回転率は16回転。出玉率でいうと95%程度というのがシンフォギア3のデータになってます。シンフォギア3は出荷時の釘が16回転程度になってるようなので、何もいじってなければこのくらいの数字になりますが、明らかに回らない調整をしているホールが多いように思いますね。
 そのせいか、朝イチから並ばないと打てないかな……と思っていたものの、空き台すら目立つ状況になっているように感じる。
 
 まあ今は他の台も同じように辛い数字が出てるのでこれでもマシなほうですが、全国で平均的な台を打ってても機械割は95%、スロの設定1を打ってるようなモンってことになります。
 
 時期的にスマスロ導入前ということもあって、ホール側はシンフォギア3を大量導入して全力で回収していきたいというところが本音でしょうから、以前よりも勝ちづらくなったと感じている方も増えてるんじゃなかろうか。
 シンフォギア3だけでなく、他のパチンコにも言えることですが、特に最近増台されたリゼロなんて回さなくてもお客さんが打ってくれるというだけあって、全力も全力、MAXフルパワーの全力回収って店が多いですねぇ。
 
 じゃあパチンコは勝てないのかと言われると、そうではないと思います。
 スロのように細かい波を繰り返して出玉を増やしていく機械とは違い、大きな波で収束していくのがパチンコですから、上にあがっていく波を捉えることができれば勝つことは可能、というのが次郎の持論であります。
 ただ、現状のホールデータが示すように、長いスパンで見れば勝てない、そして数カ月前と比べても明らかに勝てなくなってきているという現実も知っておかないといけませんな。
 
 勝ちやすさで言えば、今はシンフォギア3でも当然リゼロでもなく、エヴァ・ユニコーン・海の3択だと思ってください。海は沖海よりも大海のほうが甘くなってるみたいです。
 
 しかし心配なのが、シンフォギア3ですよね。
 初代はライトミドルの面白さを認知させただけでなく、確実にパチンコのファンも増やしたと思うし、パチンコの歴史に名前を残す1台だと思うんすよ。それこそエヴァ、牙狼や慶次に北斗といったタイトルに肩を並べてもいいくらいの版権。
 それが時代の流れのせいもあってこういった扱いをされてお客さんの印象も悪くなり、一時の稼働の勢いもなくなってしまった。せっかくついた「シンフォギアのパチンコ」という固定ファンをホール側がみすみす手離しにいってる気がしてならない。
 そりゃホールもスマスロやスマパチの導入を控えて厳しい状況なのもわかりますが、もうちょっと長い目で業界を盛り上げていこうって気になって欲しいものですがね。
 
 今の北斗シリーズなんかの人気のかげりを見てると、シンフォギアもこうなってしまうのかなといらぬ心配をしてしまう次郎なのであります。
 
■次郎の色んな意味で注目の一台
・藤商事「Pとある科学の超電磁砲」
 
 ライトミドルの中でも抜きんでた人気を誇ってる超電磁砲、別スペックも準備中のようです。おそらくミドルかと思いますが、爆発力はかなりのものになりそう。
 
 では、今週はこの辺で。
 また来週お会いしましょう。