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「P牙狼GOLD IMPACT」が導入されてしばらく経ちましたが、導入前からのウワサ通りかなり甘いデータが出ていますね。ホールによっては赤字が続いているようなところもあるとか。
スペックの甘さは導入前から話題になっていましたが、実際導入され、ホールデータを見てみると顕著であります。逆に「P花の慶次 黄金一閃」の激辛ぶりにも驚かされましたが。
そうなると、「いざ急いで打たねば!」……というのが正解なのか、「いやいや機械代を回収しきって、ホールに余裕ができるまでは待つべき!」……というのが正解なのか、難しいところであります。
今のところかなりの高稼働を誇っていて、ホールからすればメインで扱いたい台とも言えますが、甘すぎるがゆえに回せないというホールのほうが圧倒的に多いでしょう。
以前、「P牙狼 月虹ノ旅人」が導入された際、関係者の方に聞いたところ「1か月くらい待って機械代を回収してから打ったほうがいい」というアドバイスをいただきました。月虹はそこそこの稼働成績を収めていたからってのも理由のひとつでしょうね。
月虹と違うのは、月虹よりも圧倒的に甘すぎるというところにあります。
機械代を回収するにも1か月以上かかるかもしれませんし、むしろなんとか回収したいというホールであれば、釘を締めすぎてお客さんを飛ばしてしまい、打ち時が来ることすらない可能性もあります。
そう考えると、「今のうちに打っておいたほうがいい台」と次郎は思いましたねぇ。
今は稼働していますが、中古市場では意外と値崩れしていたり、ホールからの評判というのは月虹ほど高くないのかもしれません。なんとか甘い汁を吸えるのは今のうちだけ、とも考えられますから。
とにかくこの業界にとって必要とされているのは、欲を言えば「辛いけど稼働する台」なのであります。
今で言えばリゼロのような台は理想的です。比較的辛めだけど稼働する、なんなら釘を多少締めててもお客さんが座るような台ですからね。
ボーダー16未満と言われるような牙狼GIは、ホールからすれば「扱いにくい台」という括りになるんですな。
サンセイの方とお話しする機会があったんですが、「ゴールドインパクトが甘すぎてホールから苦情がきそうだから、次回作を甘くするのは難しいと思う……」と頭を抱えていらっしゃいました。
初当たりで4500発だったり、右打ち中に3000発の振り分けだったり、そういった台が目立つ現在ですが、オール1500発で81%継続という一見地味なスペックがどれだけ甘いのか、というのがよくわかりますねぇ。
甘い台はなるだけ甘く使われているうちに打って、そしてまた次に甘く使われそうな「P大海物語5」にシフトしていく、というのが賢い立ち回りのような気がします。
もちろん初当たりから4500発なんていう台も魅力的には見えますが、そのスペックの陰には色んな落とし穴があることを忘れてはなりませんな。
■次郎の色んな意味で注目の一台
・京楽「e必殺仕事人」
京楽はウワサ通り仕事人がスマパチ第一弾になりそうです。アズレンで破格の爆発力を見せてくれた京楽、本命の仕事人がどんなスペックで出てくるかってとこにまず注目しましょうか。
では、今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。
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