いよいよ2018年がスタートし、日々に追われていたらあっという間に春が来そう。新年を迎えて心機一転、部屋の中を模様替えしてみたいと思っても、忙しくてあまり大掛かりなことはできない……と諦める人は多いだろう。

しかしそんな中でも、ちょっとした手間があれば変えられるのが照明。例えば光の色をあたたかくしてみたり、デザインをまったく違うものにしてみたり、部屋によってはインテリアとして豆電球やキャンドルをいろいろな場所に設置してみたり。

今回は、ROOMIEの連載「みんなの部屋」で取材した部屋の中から、参考にしてもらえそうなさまざまな「照明」をご紹介。

アンティークランプとこだわりの豆電球で、部屋をレトロにチェンジ


120㎡の一軒家をセルフリノベで再生する建築男子たち(目白)」は、建築学科出身の男子がセルフリノベーションをしながら5人で暮らしている。すべてデザインが違うガラスのランプと、部屋に施された豆電球の装飾が優しい空間を演出していて、イルミネーションよりもあたたかい雰囲気。照明のデザインが違うだけで、部屋の雰囲気は変わりそう。

アプリと連動すれば、手軽でスマートに調光可能

カレーのスパイスと草花で溢れる、ふたりの個性が散りばめられた部屋(渋谷区)」の高橋祐司さん、高堂絵莉さんの部屋にあるPHILIPSの「Hue」。アプリと連動させると光の調節が可能で、スマホから操作することができる。暮らしが便利になる上、光の色を変えると気分も変わるのだ。

100円ショップの和紙ランプでも、雰囲気はガラリと変わる

畳、カラオケ、吉野家の模型。日本愛あふれる弁護士の部屋(イギリス・ロンドン)」のジュロン・ハートさんの部屋には、“和”を感じさせるものが溢れていた。和紙で作られたランプは日本の100円ショップで購入。シャンデリアが吊り下げられていそうな天井に和紙ランプはなかなかシュールだが、なんだか落ち着く部屋になるかも?

お気に入りの照明なら、インテリアとしてのセンスもアップ

運命的に出会った土地に建てた、こだわり夫婦の一軒家(三鷹)」の濱田真一さん、幸絵さんの家はシンプルで整頓され、こだわりが散りばめられた空間。リビングの棚に置かれているのは、もともと映画制作会社のノベルティとして製作され、その秀逸さゆえに製品化されたFLOSのLAMPADINA table lamp。照明の土台に、映画フィルムのカセットが使用されているもので、唯一無二のデザインは見るたびに気持ちをアップさせてくれるし、インテリアにもなる。

壁紙と照明にこだわれば、トイレはリラックス空間に

家の中心に「本小屋」が。建てた後も変化させられる、自由な一軒家(神奈川県・葉山)」の原伸一郎さんと奥さまはお子さん2人と暮らしていて、家の随所に家づくりを楽しむヒントが隠れていた。オランダとドイツの壁紙とエジプトの照明がファンタジックな雰囲気をかもし出している。照明に合わせて芳香剤まで凝ってみたら、トイレの時間がもっとリラックスタイムになりそう。

おまけ:壁を使ってホームシアターをセット

鬼子母神に見守られて暮らす、デザイナーとCINRA.STOREショップディレクター(豊島区・雑司が谷)」の飛嶋由馬さん、小島直子さん、雨晴くんの家には、テレビがない。プロジェクターで壁に投影して映像を観ることは、テレビから浴びる直接的な光よりも目に優しい。部屋も広く感じる上に、子どもがいる家庭ではテレビを倒す心配もなく安全面も◎

今後も「みんなの部屋」では、一般の方々のリアルなインテリア事情をお届けしていく。ぜひとも参考にしつつ、自分なりの部屋を作り上げてほしい。

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