人気連載「マイ定番スタイル」では、無印良品、IKEAなどに代表される親しみやすいブランドの商品から、ちょっと気になる品々まで、私たちの暮らしを変えてくれそうなアイテムを実際に買ってレビューします。今回はVol.105。

旅行に行く時ハンガーを持ち歩くことはほとんどないけれど、ふとした瞬間に必要な時って訪れますよね。

例えば、飲食店入ったはいいものの上着を掛ける場所がないことや、ハンガーが用意されてないホテル。

他にも、アウトドアでテントに入った瞬間なんてのもあります。

そこで、そんな時に大活躍な無印良品の「携帯用アルミ折りたたみハンガー」をご紹介しますよ。

携帯用のアルミ製のハンガー

無印良品の「携帯用アルミ折りたたみ式ハンガー」は杖のような見た目です。

価格は一つ税込590円。ハンガー1本の価格と考えると少し高いようにも感じてしまいますが、何本も使う訳ではないし、あくまで”携帯用”と考えると絶妙な値段です。

アルミ製の安定感

広げるとこのような感じに。サイズ感は至って普通のハンガーと同じ。両端に引っかかりのくぼみがあり、衣類がずり落ちにくい作りが嬉しい。

冬用の重めなダウンも余裕です。

“携帯用”のものって持ち運べる手軽さがある分、耐久面に不安が残ったりもするけど、心配無用でした。

むしろ、見た目以上の安定感すら感じさせてくれるツワモノっぷり。

驚異的な薄さ

そして何より、薄い! カバンやスーツケースの最前ポケットにも滑り込める薄さ。

これぞ、徹底的に無駄を削ぎ落とされたハンガーとも言えますね。

使用時の横の長さは、約38cm。手のひら2つ分といったところでしょうか。一般的なハンガーと遜色のないサイズ感です。

これ以上長かったら少しかさばってしまいそうな気もするので、ちょうどよく思えます。

残念なところ:首が回らない

これは惜しい……。首が回らないだけに、掛けられる場所を選びます。

そして、形状の関係で、ズボンは掛けられません。

あくまでも、旅行や移動時に携帯しておいていざという時にさっと取り出すことに重きが置かれているハンガーということでしょうか。

一切邪魔にならない。どんなかばんにも滑り込む

「薄い、軽い、細い」の三拍子揃ったこのハンガーは、かばんを選ばず。

どんなに荷物がパンパンであろうとも、このハンガーは蛇のように荷物をすり抜けてかばんの中に入り込むので一切邪魔になりません。

その瞬間が訪れるタイミングを、かばんの中でワクワクしながら待っていることでしょう……。

シンプルなこの携帯用アルミ折りたたみハンガー。本当に薄いので、2本持ちもオススメです!

海外のホテルなどはハンガーがないことも多いので、まずは1本でも試してみてくださいね。

携帯用アルミ折りたたみ式ハンガー[無印良品]
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