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人体生理学の知見が教えてくれる「午後に仕事のパフォーマンスが下がる原因」
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人体生理学の知見が教えてくれる「午後に仕事のパフォーマンスが下がる原因」

2018-06-14 22:30
    ライフハッカー[日本版]より転載:

    午後になると眠くなったり生産性が落ちたりしますが、できれば日中を通して高いパフォーマンスを維持し、定時で帰りたいものです。

    しかし、なぜ午後になると体のパフォーマンスが低下するのでしょうか?

    その理由について、「交感神経と副交感神経のバランスが関係している」とTripure Japanの代表、杉本さんは言います。Tripure Japanは、アパレルブランド「AddElm(アドエルム)」を立ち上げ、現在姉妹サイトmachi-yaでアクティベートインナー「WRAP&WEAR(ラップアンドウェア)」のクラウドファンディングに挑戦中。人体生理学に基づいて開発され、日中を通して高いパフォーマンスを維持できるという高機能ウェアです。

    杉本さんは、WRAP & WEARを使えば、1日を通して高いパフォーマンスを維持できる可能性があるとも言います。そこで今回、午後に生産性が落ちる原因や、WRAP & WEARの効果について伺ってきました。

    そもそも人体生理学とは?

    Tripure Japanの商品は、人体生理学に基づいて作られています。人体生理学とは、体の機能やメカニズムを取り扱う学問のこと。「ランチを食べると眠くなる」「コーヒーを飲むとトイレに行きたくなる」といった生理現象は、すべて人体生理学で説明できます。

    また、杉本さんによると、人体生理学はオリンピック選手といったアスリートにも取り入れられているとのこと。たとえば、水泳選手が体を叩いているシーンを見たことはありませんか? あれは意味もなく叩いているわけではなく、交感神経を刺激し体を活性化させる意図があります。このように人体生理学は学問としての域を脱し、スポーツでも活用されているのです。

    パフォーマンスが落ちる原因は人体生理学で説明できる


    Tripure Japan株式会社 代表取締役の杉本健氏

    それでは本題に入りましょう。「なぜ、午後になるとパフォーマンスが落ちるのか?」ということに対して、神経回路が原因の1つだと杉本さんは言います。

    人の体には、自立神経とよばれる体の器官を動かす神経が張り巡らされています。さらに自立神経は、昼間に活発になる「交感神経」と安静時に活発になる「副交感神経」に分類されます。どちらも重要な神経でバランスが非常に大切なのですが、パフォーマンスを高めるためには「交換神経を優位にすることが大切」と杉本さんは言います。

    交感神経が活発になることで、血を身体中に送り心拍が上がり、血圧も上がります。瞳孔が開き、入ってくる情報が増え、脳も活性化。アスリートであれば、心拍が上がりアドレナリンが放出されます。

    一般的にこの交感神経は、昼にかけて活発になる傾向があります。つまりは、朝起きてから昼にかけてパフォーマンスが高まるということです。脳が活性化したり、集中力が高まったりするので、午前中はアイデアや企画を考えたり、インプットをする時間に適しています。

    確かに、午前中のほうが時計が進むような気もします。そうなると、メールの返信に午前中を使うのはもったいないかもしれませんね。

    この交感神経は、夕方から夜にかけて低下する傾向があり徐々に副交感神経が優位に立ち始めます。午後にパフォーマンスが下がるというのは、交感神経が低下することが関係していたんですね。

    パフォーマンスを高める「知覚できないほどの小さな刺激」


    Chacott新宿店の様子

    副交感神経が高まり、午後は仕事のパフォーマンスが落ちることがわかりました。しかし、水泳選手のようにオフィスで体を叩いていたら、ただの迷惑行為。

    そこで1日を通して高いパフォーマンスを出せるように開発されたのが、AddElmのアクティベートインナー「WRAP & WEAR」です。この肌着の特徴は、独自開発したミネラルを含んだ特殊な糸を使っているところ。知覚できないほどの小さな刺激を肌に与えることができ、交感神経を活性化させることができます。


    AddElmが開発した特殊な糸

    実際、WRAP & WEARを1週間着ると効果を実感するそう。

    朝起きて、仕事に行くときに着てみてください。交感神経を刺激することで、日中を通して高いパフォーマンスを維持できます。人によっては、家に帰ってWRAP & WEARを脱ぐと、ホッとするという人もいますが、私も同じように感じます。また、「心地がいい」「体が解放される」と言ってもいいかもしれません。それだけ、日中刺激を受けていたということの裏返しです。

    そのほかにも、「階段の上り下りが楽になった」「自転車のペダルをこぐのが楽になった」という声もあるそうです。こうしたAddElmの製品に対する考え方は徐々に評価されはじめ、バレエ・ダンス用品ブランドChacottの新宿店で取り扱いがはじまっています。

    従来のインナーは体温調節を目的としたものでしたが、WRAP & WEARは独自の理論を打ち立て次世代のインナーになりえるものです。もしかしたら、本当にスーパーマンのように身体能力を最大限高められるものをできるかもしれませんね。

    現在、アクティベートインナー「WRAP & WEAR」は、1着9700円から支援が可能。その不思議な感覚をぜひ試してみてください。

    >>アクティベートインナー「WRAP&WEAR」の支援はこちらから

    Photo: GENE TV
    取材協力:Chaccot
    Source: machi-ya

    島津健吾

    RSSブログ情報:https://www.roomie.jp/2018/06/435503/
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