この情報が出て以降、ネット上でも話題になっていますが、
ついに本日発売! 担当者さんにお話をうかがうと共に、あさイチに購入して食べてみました。
フランスのレシピに学んだ、無印良品のチルドスイーツ
これまで、無印良品の洋半生菓子といえば、不動の人気を誇るバウムクーヘンやマフィン。
それをさらに広げるべく、無印良品としてはあたらしい温度帯のチルドスイーツを発売することになりました。
良品計画・食品部でスイーツを担当されている山田達郎さんに、そのこだわりを聞くと……
「2層仕立てのチーズケーキ」
「チルドスイーツを開発するにあたって、フランスへ研修に行き、たくさんのスイーツを口にしました。
主原料の配合の割合が日本とは違って、フランスでは“素材の味”をしっかり引き出し、その味が際立つものを使います。
日本だと、そういう意識はスイーツ専門店くらいだったり……」
「ガトーショコラ」
「素材の味掛け合わせ、しっかり引き出すことを強く意識したレシピですが、
使用している素材が○○産……ということは強調せず、パッケージにも書いていません。
フランス研修のことも、素材の産地のこともそうですが、“それを使っているからおいしい”ことにはならない。
味で勝負をするのが無印良品だと思っています」
無印良品らしさがぼやけない、2種類のラインナップ
「フランスで食べたエクレアに感激して、はじめはエクレアを開発しようとしたり、種類をいくつも販売しようとしていたときもありましたが……
最終的にはド定番である『2層仕立てのチーズケーキ』『ガトーショコラ』の2種類のラインナップに落ち着きました。
いくつも用意すると“無印良品らしさがぼやけてしまう”という結論になったんです」
箱も什器も、チルドスイーツのオリジナル
メイドインジャパン
「今回、陳列する什器の問題もありました。
ケーキの表面がきちんと見えるように配置できる、チルドスイーツのためだけのあたらしい什器を導入して。
その関係もあって、まずは15店舗限定となっているんです」
「それと、大きいのは賞味期限の問題です。
半生商品の賞味期限が45日なのに対し、今回のチルドスイーツは消費期限で4日間。
うまく流通するかなと、ドキドキしています(笑)」
実際に食べてみた……
レアチーズとベイクドチーズの2層になってる!
どちらも本格的で、ケーキ屋さんのスイーツの味!
私が特に気に入ったチーズケーキは、フォークを入れるとふわっと軽く、でもチーズの濃厚さや香りがしっかり出ています。
甘いものが苦手な方にもオススメ!
ガトーショコラは、驚くほどどっしり!
誰かとシェアして、お酒やコーヒーを飲みながら少しずつ食べたいほどの濃厚さです。
「どちらも、後味がくどくなくて、さっと流れていく。そこは自信を持って言えます!」と山田さんがおっしゃっていた通り、
香りや味は濃いのですが、パクパク食べられてしまいました。もっと食べたい……。
残念なところ:カロリーが気になった…半分こしようかな…
チーズケーキ、甘党の私はひとりで全部平らげましたが、
チーズケーキは444キロカロリー、ガトーショコラは565キロカロリー。
なにかのご褒美にするか、誰かとシェアしようかなと思いました……(笑)。
休日のコーヒータイムや、ホームパーティにも
ひとりだとちょっと多いような、甘いもの好きなら食べられてしまいそうな、みんなでシェアもできそうな……絶妙なサイズ。
ママ友で集まるときや、ホームパーティに持っていくのもオススメ、とのことです。
4等分にするのが切りやすかった!
「そのために、コンビニのプラカップとは違い、バシッと切りやすいトレーを開発しました」(山田さん)
このチルドスイーツは店舗限定販売で、現在は無印良品ネットストアでの取り扱いはありません。
ただ今後、取り扱い店舗は増えていく予定なので、近くの店舗で扱っていない人も、ガッカリせずに待ちましょう!
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