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美しいヴィンテージミシン台の「脚」が、理想のテーブルづくりに役立つって信じられる?
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美しいヴィンテージミシン台の「脚」が、理想のテーブルづくりに役立つって信じられる?

2019-01-08 22:00
    下北沢に店を構えるヴィンテージ&アンティークショップ「ナンセンス」。

    店内には、古道具の世界に20年近く親しんでこられた菅野ご夫妻の、人脈とセンスで揃えられた“古き良きモノ”が所狭しと並んでいます。

    今回は、古道具界では比較的ポピュラーなアイテムといわれる“足踏みミシンの脚”をご紹介。

    秀逸なデザイン!


    こちらは、1950-70年代のイギリスの足踏みミシン『SINGER』の脚です。

    足踏みミシンには国産も含め様々なデザインがありますが、他のものはもっと機能が全面に出たデザインで、かなりの業務感があるんです。

    そんな中『SINGER』のミシン台は、まるで編み物のように複雑な鉄足のデコレーションや、美しいブランドネームの入り方など、デザインのかっこ良さがダントツなんですよね。

    天板次第で用途自在

    いくらデザインが素晴らしくても、これを自宅のどこに置いて使ってあげれば良いのやら……。

    菅野さん、活用法を教えてくださ~い!


    こちらに好きな天板を被せて、自分の見立て通りのオリジナルテーブル作りが、古家具好きの間では人気なんです。

    載せる天板次第で雰囲気がガラッと変わるので、購入されたお客様によって、使い方が全く異なるのが面白いですよ。



    脚がぎりぎり乗るくらいの小さな天板を載せれば、キッチンなどで活躍する作業台に。

    ガラス天板を置けば抜け感が出て、かなりスタイリッシュなイメージになりますね。

    最近は、なんとパソコンデスクとして使う方も多いそうなんです!

    元々ミシンを支えていた鉄で出来た脚なため、重い大型の天板もしっかりと支えてくれるのだとか……!

    自分の理想のテーブルを、2つのアイテムを組み合わせることで作るという発想の転換は、まさに目からウロコ!

    脚自体のカスタマイズも可能

    「ぜひ脚自体もカスタマイズして使っていただけたら、と思いますね。」と語る菅野さん。

    なんとこちらの脚、ネームはもちろん、ハンドル、足踏み台も、全て取り外し可能!

    装飾が好きな方はこのまま、もっとシンプル思考の方は、あえて天板を支える脚のみを残して愛用することもあるそうです。

    足踏み台はあえて残したいな…


    設置するスペースの問題で、足踏み台を外す方は多いと思います。

    ですが、「足が置けてとっても楽!」と、この足踏み台を気に入って購入される方もいますね。

    お客様それぞれが、好きに、長く使ってくださればそれでいいんです。

    脚も天板も自分の好きなようにカスタマイズして、理想のテーブルを作り出せる。

    ヴィンテージなのだからこう使うべき! という押しつけがましさのない、とても魅力的なアイテムなのでした。

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    ナンセンス

    Photographed by Kenya Chiba

    RSSブログ情報:https://www.roomie.jp/2019/01/481675/
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