インサレーションとは断熱材の意味です。
より多くの空気を含むことが断熱効果を上げる、代表的なのがダウンですね。
ダウンに勝る性能の断熱材を、人類はまだ作り出せていないようです。
人工素材のインサレーションは、ダウンの劣化版という捉え方をせずに、
別な機能の断熱材として利用していけば良いという訳です。
Patagoniaのナノパフ・ベスト
Patagonia ナノ・パフ・ベスト 税込20,520円
「Patagonia」のナノ・パフ素材は、ダウンの弱点である、濡れたり蒸れたりする状況にも、
あまり防寒しなくて良い状況にも、最適なインサレーションウェアです。
ナノ・パフのジャケットも、寒い時期の山は釣りに愛用していますが……。
どんなシーンでも使えるウェアとして、ベストがベストだと思います。
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防風性はあるよ
程良い暖かさ、程良い厚みに程良い収納性、デザインやカラーも好きですね。
裾に使いやすいドローコードがついています。
ナノパフは防水ではありませんが防風性はあります。
このため、防寒着として休憩中に羽織るような使い方になります。
汗をかくような状況では脱ぎましょう。
もちろん、活動量の少ないアクティビティや、気温の低い状況であれば活動中にも利用できます。
収納もできるウェア
ベストの左胸の内ポケットに収納ができます。
収納サイズは本1冊程度、重量は227gですね。
カバンに入れておけるサイズに
ダウンは使わない時は、圧縮しないでゆったりした袋に入れて保存する必要がありますが、
ナノ・パフは小さく畳んだままでも問題ないので、いつもバッグに入れておくような使い方ができます。
濡れても平気なウェア
中綿の「プリマロフト・ゴールド・インサレーション・エコ」という素材は、撥水性も備えています。
濡れても98%の保温性能を維持できます。
雨の中のスピードハイクのように活動量の多い場合は、アウターとして使うこともできます。(インナーとして使うと汗で濡れてしまうような場合ってことですね。)
撥水加工されていても、徐々に水を含んでいきます。
重たくなってきたら、絞ってまた着ます。
この使い方をトレイルランナーから教わって、是非やってみたいと思い購入。
絞って着るという機会はまだ3回しかありませんが、なかなかの非日常感。
だって山でウェアの水を絞って着るって、グッときませんか? 春夏の雨が少し楽しみになりましたよ。
何にでも使える多様性
濡れても平気ということは、普通の衣類としてガンガン洗える。
ダウンだと洗濯の手間がかかってしまうので、1シーズンに2〜3回しか洗濯しません。
このナノ・パフは普通の衣類の頻度で洗えます、これは本当に嬉しい。
いつでも使っていたくなりますね、職場が寒い時や、家でくつろぐ時にも。
リサイクルウェアを使い倒す
最後に、中綿の素材はリサイクルポリエステル55%です。
このような人工素材でもリサイクルを徹底しているところ、さすがです。
これからはリサイクル率の高いウェアを、汎用的に使っていく時代だと私は思います。
気になった方は、是非使い倒してください。
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