「クラフトな遊び心地」を掲げるROOMIEが、コレはワクワクする!と興奮したアイテムを定期的にご紹介していきます。
今回はモンベル 東京京橋店からお届け。
モンベルの人気作!
モンベル「サンダードームテント 2型」29,800円(税別)
今回編集部が目をつけたのは、モンベルの「サンダードーム」というテント。
テントはキャンプやフェスといった野外レジャーでの必需品ですが、ソロだったり慣れなかったりすると、組み立てが難しそうなイメージがあります……。
ですが、このアイテムは、組み立てが容易かつ居住性も高いというじゃありませんか。
その話が本当なのか、スタッフの田井さんにお話を伺ってみました。
立てるのも片付けるのもサクサク
「サンダードームのフレームはショックコードで繋がっているため、伸ばしてはめるだけでOKなんですよ。
1本1本を組み立てる必要がないので、とにかく簡単です」
なんと、どこにどのフレームをはめるのかとか、いちいち悩まなくていいのですね……。
フレームは引っ張って外すだけでポールの束のようになってくれるので、撤収時も楽ちんであることは間違いなし。
な~んて関心している間に、フレームがあっという間に連結されていきます。
おや、この形は……?
このH型こそ広さの秘訣
“H”の真ん中に短い縦線が入ったような不思議な形状に組み上がったフレーム
「このH型が、このテントの特徴なんです」と説明しながらも、テキパキとテントを本体を取り付けていく田井さん。
ここからテントの四隅にフレームを通すのですが、その四隅には穴が2つも用意されています。
どっちに通したらいいんでしょうか?
「テントの四隅に2つずつ穴があるんですが、最初のうちは外側の穴につけてください。
長く使っているうちにやはり生地は伸びてきてしまうので、そうなった時に内側の穴を使って下さいね」
なるほど、長く愛用するユーザーのことまで考えてあるんですね!
この段階でフレームはかなりしなってドーム状になりますが、ヘリノックスの製品にも使用されているDAC社製なので、剛性も安心。
通気性抜群だから、夏にうれしい!
四隅にフレームを通した後、テント本体についたフックを接続していけば、見慣れた形にテントが立ち上がっていきます!
見た限り難しい工程はなく、時間もほとんどかかっていません。
でも、これだとなんだかスケスケですね……。
「この通り、『サンダードーム』の本体は、壁の部分がメッシュでできています。
このメッシュのおかげで通気性が確保されて、夏でもテント内の蒸れをグッと低減してくれるんです」
なるほど、蚊帳のようなこの本体の構造は風通しのための秘訣だったんですね!
しかし、このままでは中が丸見えなので、フライシートをかけてあげましょう~。
出入口の方向に注意!
フライシートも上からかぶせて、テープが同じ色同士のバックルをカチッと留めるだけでカンタン!
「注意点としては、本体もフライシートも入り口は1ヶ所だけなので、向きを間違えると入れなくなっちゃいます。
それを防止するため、バックルのテープを色分けしています」
おぉ……! 毎度のことながら、かゆいところに手が届くユーザーフレンドリーな仕様に感激。
フライシートの前後にはベンチレーターが用意されており、通気性の確保に役立っていますよ
最後に、風で飛んでいかないように、ペグで固定すれば設営完了!
H型フレーム採用で室内も広々~
本体にフライシートを接続した完成形がコチラ!
H型フレームのおかげで側面がほとんど垂直のように立ち上がっているので、三角形というよりは台形に近い形。
「中に入ってもらえれば、山岳テントなどとは違った広さと高さを実感してもらえると思います。
この優れた居住性は、H型フレームならではですね。広さの割にコンパクトで場所を取らないので、フェスなどでも活用していただけます」
完成形でのサイズは、長さ230cm、高さ115cm、幅130cm(入り口幅は105cm)。
持ち込む荷物がすごく多くなければ、大人2人の泊まりにも使える広さです。
使い方もいろいろ
2型というのは、2人用ということで、もちろん1型もあります。1型なら、ソロキャンや、フェスなどのちょっとした休憩にもピッタリ!
また、フライシートの生地については難燃加工が施されているので、焚き火の近くに立てることを恐れる必要もありません。
2型本体は2.23kg、ポールとフライシートを含めても2.51kgと軽量かつ小さく収納可能。自転車やバイクのツーリングなどでも活躍してくれますよ。
広い空間を演出するこのテントで、この夏のアウトドアをいっそうグレードアップしましょう!