ゴアテックスやアウトドライを搭載したシューズ(ブーツ含む)により、雨対策をするのが一般的だと思います。
が、防水のシューズは本体が重い、そして浸水すると乾き難くなります。
吊り橋が雨の国へのゲート。ここからは毎日雨の降る山。
暖かい季節なら、メッシュ多用の軽量で通気性抜群のシューズで、「雨が降れば濡れるけど、履いていれば直ぐに乾いちゃうよ!」
というのが、とてもライトな考え方ですね。
魅力的ですが、夏でも濡れれば冷えます、活動量の落ちてきたオジサンは足先が冷えてしまいますね〜。
そこで、ソックスを防水にしてしまう作戦はどうでしょう。
DexShell(デックスシェル) 防水通気靴下
メッシュ素材の通気性抜群のシューズに、雨対策としての防水ソックス
シームレスの防水ソックスです、保温性で幾つかのタイプがあります。
DexShell(デックスシェル) Thermolite socks (サーモライト ソックス) 税込4.212円
3層構造 (アウター、防水被膜、インナー) で構成されており、肌に触れる部分のインナー素材は汗を吸収して蒸散して蒸れを防いでくれます。
私の購入したモデルでは、インナー層の素材はクールマックスが使われています。
アンダーソックスなしで、直に履いても快適。
真ん中の層がPILメンブレン社のボレールメンブレンという、防水透湿膜です。発売以来30年になる信頼の素材です。
そしてアウター層は、磨耗に強いナイロンニットです。
3層構造がポイントなのは、レインウエアと同じです。
防水性能は、こんな感じです。
素材の撥水が効いているので、水に浸かった部分が光って見えます。
DEXSHELLでは、この防水透浸機能を利用したラインナップの靴下、手袋、帽子などを幅広い商品があります、手袋でご存知の方も多いかもしれません。
雨の中で使ってみて
足元に不安はないけど、フードから侵入した雨で上半身からグッショリに。
実際に雨の中の登山で着用し、すごい雨の中を歩くこと数時間……。
靴はビショ濡れでも足は快適ですね。
ムレることもありませんね、防水性だけではなく透湿性も優秀です。
さらに雨の中を数時間……。
ついにソックス内が濡れてしまいました。
原因は頭部のフードの隙間から入った雨水が、ウェアや体を伝ってソックス上部のゴム編み部分を濡らして、そこからジワジワとソックスの中に…… 仕方ないですね。
濡らさない工夫をしましょう
ついに口ゴムの部分から水が侵入。緑色の口ゴムを濡らしてはダメってことです。
夏なので全体が軽量装備になってますからね。
ソックス内部が濡れてから5時間歩きました。
雨は途中で上がりましたが、一度濡れたソックス内部は乾きません。
しかし、足先が冷えることはありませんね。
濡れてもそれなりに保温性があります、でも快適とは言えません。
晴れていればなー! 雨を楽しむ境地にはまだなれませんね。
寒い季節なら、全身もっと濡れないように対策するのですが、夏だとどうして暑さ対策を優先してしまいます。
皆さんも、防水ソックスを使う際には、口ゴムの部分を濡らさないように注意してくださいね。
入り口を守ってこその防水ソックスです。
冬の防寒ソックスとしても
寒そうでしょう。 足先が冷えますよー。
軽量シューズと合わせて夏用の身軽な雨対策だけでなく、秋冬はブーツの中にこのソックスを履いて、雪の中の釣りにも使えそうです。
蒸れないで暖かいと思います。
防寒ブーツと組み合わせて、これからは寒さ対策に使おうと思います。
防水透湿ソックスなら、蒸れによる汗冷えもなく快適に雪の降る川に行けそうです。(行けるといいなぁ。)
防水ソックスの特製を理解して、取り入れて見てください。
季節に合わせた使いこなしを工夫してみましょうね。
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