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手のひらサイズのコレが「登山中のもしも…」のお守りなんです|マイ定番スタイル
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手のひらサイズのコレが「登山中のもしも…」のお守りなんです|マイ定番スタイル

2020-02-05 20:30
    皆さんは「登山中のもしも…」に備えて、準備をしているアイテムはありますか?

    ソロでの登山が多い私は、救急セット・ヘッドランプ・スマホ・予備の食料は必ず携帯をするようにしています。

    しかし遭難や大きな怪我などで動けなくなってしまった場合、山の中で一晩を過ごさないといけない可能性がでてきます。

    そんな「もしも…」に備えて、新しいアイテムを準備しました!

    コンパクトなシェルター

    ファイントラック 「ピコシェルター」 11,550円(税込)

    それがこの「ピコシェルター」と呼ばれるシェルターです。

    片手にすっぽり収まるサイズで、重さは約120gと軽量。

    さまざまなメーカーからシェルターは販売されていますが、私はこのサイズ感に惹かれて購入を決めました。

    登山歴8年ですが、実はまだシェルターを使ったことがありません。

    緊急時に設営ができないと意味がないので、説明書を見ながら近くの森の中で設営をしてみました。

    ファイントラック(finetrack) FAG0121 ピコシェルター OG

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    設営開始!

    立ち木のある比較的平らな場所を選び、ピコシェルターを広げます。

    入口となるオープンファスナーは閉めておきましょう。

    四隅にループが付いているので、木の枝を使ってペグダウンをします。

    この時点で深くペグダウンせず、簡易的に固定をしておくと後からの微調整がやりやすくなります。

    四隅のペグダウンが終われば、2mの細引き(紐)を2本用意します。

    細引きは登山用品店やネットで入手することができますよ。

    天頂部の左右にあるループに、細引きをくくり付けます。

    ロープワークが分からない方は丸結びでも大丈夫です。

    あとは近くの木に残りの細引きをくくり付けるだけ。

    ピコシェルター本体の張り具合を見ながら、細引きを締めていきます。

    最後にペグダウン場所の調整を行い、完成です!

    設営完了!居心地は…?

    設営にかかった時間は約7分。慣れてくればもっと早く設営できそう!

    オレンジ色が森の中に映えて、とても目立ちますね。

    中に入って居心地も確認してみましたが、座っていても空間に余裕があり窮屈感や圧迫感はそこまで感じませんでした。

    横並びになれば大人2人でも十分に入れる広さです。

    ちなみにピコシェルターはグラウンドシートがないので、今回は地面に直接座りました。

    ……とはいえ冷えや汚れを防ぐためにも、雨蓋や荷物の一部を敷いてから座ることをオススメします。

    内側にもファスナーが付いていて開閉もスムーズ。外の状況を確認したいときも手間取りません。

    ファスナーを閉めれば風や寒さをシャットアウトしてくれるので、緊急時だけでなく休憩のときにもいいかもしれません。

    ストック2本を柱に設営

    周りに木がない場合を想定して、ストック(2本)を使った設営にも挑戦。

    設営手順は木にくくり付けるときと同じです。

    細引きをストックの持ち手にくくり付け、ストックを地面に刺しテンションをかけます。

    ストックにくくり付けていた、残りの細引きをペグダウンして固定。

    反対側も同じように行い、ストック・ペグダウンの位置を調整して完成。

    ストックでの設営は、調整に手惑い設営に約15分程かかりました。

    居住環境としては立ち木を使った場合とほとんど変わりませんでしたが、設営に慣れるまでは何回か練習をした方が安心です……

    2パターンでの設営方法を知っていれば、どんな状況・場所でも慌てずに作業できますからね。

    ポンチョとしても使える

    生地本体は耐水圧1,000mmとなっています。

    しかもシェルター内の結露を軽減する透湿性を兼ね備えているのも嬉しい。

    また、シェルター以外にもポンチョとしての使用も可能。

    バックパックごと被れるので、雨具・防寒着としてもその効果を発揮します。

    気を付けたいところ:風で飛ばされないように注意!

    ピコシェルターは、広げるとペラペラ。

    風に飛ばされないように注意が必要です!

    強風の場合、バックパックや石などを上に置いた状態で設営しましょう。

    もしも…に備える

    今はバックパックのフロントポケットに、救急セットと一緒に携帯をしています。

    アウトドアの環境は刻々と変化するため遭難や怪我にどれだけ注意をしていても、いつ何が起こるかは分かりません。

    危険と隣合わせになったときに、備えがあれば慌てず落ち着いて行動ができるのではないでしょうか?

    登山をもっと楽しむためにも、こういった準備が改めて大切だと実感しました!

    ピコシェルター[finetrack]

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