一眼やミラーレスにも劣らないスペックのカメラを搭載したスマホは、もはや毎日の生活には欠かせません。
そんな中、DJIの「DJI Pocket 2」を使わせてもらう機会がありました。これがまた、デジカメやスマホでの撮影とは違った感覚で楽しく使えるシロモノ。
何が楽しかったかというと……。
動画初心者でも楽しく扱いやすい
「DJI Pocket 2」は、動画も静止画も取れるカメラジンバルです。
前作「Osmo Pocket」同様に単体で使用できるほか、スマートフォンに直接接続できるため、日常のどんなシーンも撮り逃すことなく、使い勝手は申し分ありません。
一方で大幅にアップグレードされている点も。
たとえば、クイック起動を搭載し、本体起動後すぐに撮影を開始できるようになりました。使ってみて実感しましたが、確かに、起動してから撮影までは、待たされている感覚は一切なく、撮りたい時にすぐに撮れる感覚でした。
また、照明を含めたどんな環境の明るさでも撮影が可能です。暗さによるブレを防ぐことができるのも利点ですね。
そう聞くと、他メーカーにも普通にあるよね、と思うかもしれませんが、ジンバルカメラ初体験者としては、暗くても「ブレない」ことがこんなにも気持ちがいいのかと思いました。
小さなボディで驚愕のパフォーマンス
また、こんなに小さなボディにも関わらず、4Kに対応しているので、その画質はお墨付き。一眼レフやミラーレスに比べて、コンパクトさは圧勝。その上、パワフルに使えるので、どんな使い方にもおすすめです。
静止画もさることながら、動画もきれいに撮影できるだけではなく、「ActiveTrack3.0」の機能によって、被写体を常に追いかけて、フレームアウトするのを防いでくれたりなんて、犬や猫など、すばしっこいペットや、子どもを被写体にしたい方には、もう涙もの。球技などのスポーツシーンでも使えるかもしれませんね。
この機能のおかげで、フレームアウトして慌ててしまい、揺れてる画像になってしまう、なんてことに振り回されずに済みますよね。このストレスがないだけでも、一見の価値あり! です。
素人でもプロさながらに動画撮影できるのは、本当に驚くべき進化ではないでしょうか。昨今Vlog動画が注目されている中では、静止画で表現できない、その時のリアルな体験を余すことなく表現できるクリエイティブが叶うのです。
またスローモーションモードのほかにタイムラプスを含む、3種類のタイムラプスモードも搭載。あらゆる効果で時間の経過を撮影できます。
パノラマ撮影に、YouTubeやFacebookなどに直接アクセスでき、ライブ配信も可能です。
行楽や旅のおともに
ポケットサイズなので、荷物としてもかさばらず、スマホとつなげれば、画面が液晶がわりになって、もっと見やすく撮影できます。
また、PCなどに接続せずとも、スマホで編集できるアプリ「DJI Mimo」ですぐに編集もできるので、出先ですぐにいろいろ画像編集できるのもうれしいところ。
ちなみに、「DJI Pocket 2」で撮影した写真や動画ではなくても、たとえばスマホで撮ったファイルもこのアプリで編集できます。
旅先などで「DJI Pocket 2」があると、楽しみが増えました。動画がいとも簡単に撮れて、いろんな撮り方ができるという点は、静止画ばかり撮影していた僕にとっては、特に「ActiveTrack3.0」の機能は、目からウロコ。
旅先や外出先に携帯して、また違った楽しみが増えそうです。
「DJI Pocket 2」の詳しい動画説明もぜひ合わせてご覧ください。
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