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ウニみたいなコレがお弁当を洗う時の手間を減らしてくれた
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ウニみたいなコレがお弁当を洗う時の手間を減らしてくれた

2023-12-19 12:00

    Text and Photographed by 苫米地結子

    BUSINESS INSIDER JAPANより転載:

    お弁当のおかずを詰める時には、繰り返し使えるシリコンカップが欠かせない。

    ただ、洗う手間があったり長期で使っていると匂いが落ちにくかったりするストレスがある。

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    食べられるカップがあった

    有限会社アネスト「そのまま食べられるのりカップ(24枚入り)」460円(税込)

    つい先日、ネットで海苔で作られたカップを見つけた。見た目も使い捨てカップのようにギザギザしている。

    袋から取り出すと、一枚ごとに厚めの紙で覆われているので湿気対策も万全だ。

    「食べられる」という点に惹かれて使ってみることにした。

    箸で掴みやすいサイズ感

    お弁当に詰めるとこんな感じ。

    海苔であるがゆえ、お弁当の見栄えは食材で演出する必要がある。

    今回購入したMサイズ(底径4センチ、高さ2センチ)は、おかずを詰めるには少々小ぶりなサイズ感。

    横長サイズなどもあるので、お弁当用にはそちらの方が向いているかもしれない。

    子どものお弁当やホームパーティーにも

    仕切りとして使うのもありだが、カップありきで献立を考える楽しさもある。

    例えば、混ぜご飯を入れるだけで手毬寿司風のおにぎりが作れる。

    カップ自体も国産の焼き海苔で作られているので、ふんわりと磯の香りがして美味しい。

    箸で掴みやすい点も気に入っている。

    子どものお弁当に入れたり、ホームパーティーなどで振る舞ったりしても喜ばれそうだ。

    惜しい点:湿気には弱い

    湿気に弱いが、賞味期限自体は6カ月と意外にも長持ち。

    海苔なので仕方のないことだが、湿気にはやはり弱い。

    あたたかいものや水分多めの食材を入れるとすぐにふにゃっとしてしまう。

    お弁当用として使うとパリパリ食感は損なわれるが破れには強いので、そこはご愛嬌ということで目を瞑っている。

    おいしくプラごみを減らそう

    photka/shutterstock

    日本財団のサイトによると、日本人のプラスチックごみの廃棄量は世界2位といわれている。

    石油から作られるプラスチックは海洋汚染や地球温暖化が進む原因になるので、廃棄量を減らしていく必要がある。

    プラカップは汁気のあるおかずを入れても破けにくいので便利だが、使用するたびに捨てる罪悪感は歪めない。

    おいしくプラゴミを減らすことができると思えば、海苔カップの需要は今後高まっていくのではないだろうか。

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