筍祭りを始めます【こぐれひでこの｢ごはん日記｣】
【4月14日】
朝ごはん きな粉ヨーグルト、ミルクティ。我が家のすぐ近くに手入れの行き届いた美しい竹林がある。筍を譲っていただけないだろうか。毎年この季節になるとそんなことを考えたのだが、お願いする勇気がなかった。がしかし、今年の私は違う！ 「あの美しい竹林で生まれ育った若竹を是非とも味わいたいので、譲っていただけませんか？」と昨日お願いに行ったのである。勇気は出すものだねえ。「明朝、掘っておくから取りにきて！」とOKをいただいたのである。
そして今朝、こんなに立派なのを3本、いただいちゃった！！！ 掘り立てなので、ぬかを入れず、真水で茹で、そのまま冷ます。夜になれば食べられるかも。ワクワクが止まらない。
昼ごはん筍料理はお預けで残念なのだが、先日漁師さんからいただいた鯵の干物が超絶うまい！ ごはん、味噌汁、冷奴、納豆、梅干し、大根おろし、白菜浅漬け、ちりめん山椒。ああ、なんと清らかな食事なのだろうか（と自己満足）。
夜ごはん筍祭りを始めます。筍の姫皮とホタルイカと菜の花の酢味噌和え、若竹煮、
筍ごはん（祭りとはいえ、筍料理3種だけ）。グキッグキッと優しい音を立てながら、噛み砕かれる若竹。香りと甘さと旨味。その味わいたるやもう。言葉を失いそうになりますよ。何年も前からあの竹林の存在を知っていたのに、なぜお願いしに行かなかったのか。勇気は出さなきゃダメですねえ。
あ、ほかにはだし巻き卵と白菜の浅漬けと湘南ゴールド。明日もまた、筍の日ができる。嬉しいなあ。
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