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収納アイデアがたっぷり詰まった、家族みんなが使いやすい機能的な3DK|暮らしのアイデア
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収納アイデアがたっぷり詰まった、家族みんなが使いやすい機能的な3DK|暮らしのアイデア

2024-05-05 15:30

    Photographed by tsubottlee 3DK・58㎡のマンションで家族三人暮らしをしている田辺さん。ふすまを自由に取り外せる使い勝手のいい“団地のような間取り”で、機能的で居心地のいい空間づくりをおこなっています。

    きちんと整理整頓された部屋が印象的ですが、なんと完成形ではなく日々の模様替えでたびたびアップデートしているのだとか。

    今回は、使い勝手のいい収納術や、模様替えをするときのポイントなどを詳しくお聞きしました。

    詳しいお部屋のインタビューはこちらから↓

    内見なしで決めた“団地みたいなマンション”。1つの部屋に2つの役割を持たせる3DK・58㎡の3人暮らし(福井県敦賀市) - ROOMIE(ルーミー)

    お名前(職業):田辺さん(雑貨店「mikke」経営)、夫・Tさん、お子さん
    場所:福井県敦賀市
    面積:58㎡
    間取り:3DK
    築年数:築約30年
    住宅形態:マンション
    家賃:52,000円
    間取り図(編集部作成):

     

    暮らしのアイデア①
    オープン収納のポイントは「区切ること」

    台所
    寝室兼リビングの押し入れ

    台所の棚や寝室兼リビングの押し入れは扉を取ってオープンな収納に変更。

    収納を足したり、しまう物をそのまま入れたりするのではなく、物に合わせて細かく区切ることで、充実した収容量とすっきりした見た目の両方を成り立たせています。

    化粧品や日用品もカゴに収納。

    「棚や押し入れではカゴを多く活用して、片付けるものの場所を決めつつ、ざっくり入れても散らからない。そんな無理のないしまい方をしています」

    さらに、家族それぞれのカゴに洗濯した衣類を分けておくことで、自分のものが見つけやすくなるような工夫も。

    お子さんも「カゴに入れる、取り出す」というルールだけ決めておくことで、かんたんに片付けができるようになったそう。

    また、衣類用の収納ボックス内にも、仕切りを設けて管理しやすいよう一工夫。

    種類ごとに分けられていると、整理整頓方法を改めるときでも、組み替えて考えられそうです。

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    暮らしのアイデア②
    収納として使える場所はフル活用

    掛ける、吊るす、ざっくりまとめる、突っ張り棒をわたす……などさまざまな収納アイデアを駆使している田辺さんは、見逃しがちな壁すらも有効活用しています。

    しっかり乾燥が必要なせいろも、風通しのいいこの場所で保管。インテリアと化してくれるので、機能性も見た目もばっちりです。

    そして、玄関や押し入れのなかでも大活躍だった突っ張り棒は、寝室兼リビングでも登場。

    収納には限りあるからなぁ……とついつい諦めてしまいますが、デッドスペースとなってしまう空間に突っ張り棒をプラスするだけで、一気に収容量が増しそうです。これはぜひ真似したい!

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    暮らしのアイデア③
    部屋で使うものは「素材感」を大切にする

    田辺さんの部屋づくりで大切にしているのが素材感。なんとなく物を買うことがないよう、マイルールに沿って選ぶようにしていました。

    「一人暮らしのときに“なんとなく”で購入したプラスチックの収納ケースなどは、住まいや暮らしが変わっていくと、『置いたけどしっくりこない』と感じることが増えていたんです。そう感じていた原因は素材にあるのだと気づきました。

    たとえば、部屋に合わないと感じる、合板の家具やプラスチックのアイテム。直感で『これは部屋に馴染まないだろう』と思うものは家に迎えないルールにしています。

    逆に積極的に部屋に取り入れているのは、古い木の素材感。

    部屋の印象を決める本棚や椅子といった大きめの家具は、古道具店などで探すことが多いです」

    ダイニングスペースに置かれた本棚は素材感はもちろん、背板がなく、壁が見えるところが決め手だったそう。

    圧迫感なく、部屋にも自然に馴染んでくれていますね。

    新しいアイテムを探す場合も、無垢材や無塗装、オイル仕上げなどの素朴な質感を選び、経年変化を楽しめるものを選んでいるようです。

    このように素材にこだわることが、統一感ある部屋に繋がっているのですね。

    暮らしのアイデア④
    模様替えしやすい物選び

    日々の暮らしのなかで、直感を大切にしている田辺さんは模様替えをすることが多いといいます。思い立ったときにすぐ動けるよう、部屋に置く物のサイズ感も大切にしているのだとか。

    「模様替えをして空間を変えるのが好きなので、置いているインテリアはひとりで動かせるようなサイズと重さを意識しています」

    台所では移動に便利なキャスター付きの作業台をはじめ、食器棚はこちらのコンパクトなラックをチョイス。

    空間に圧迫感が出ないよう、「身長より高い家具は置かないルール」とのことで、園芸用の棚として売られていたものを食器棚として使っていました。

    ほかにも使い勝手の良さから重宝していたのが、松野屋の丸椅子

    「素朴な木の丸椅子は、高さ違いで3つ所有しており、台所、リビング、ダイニングなど家の中のいろいろな場所で使用しています。

    とても丈夫なのに、片手でひょいと持ち運べるサイズがお気に入り。ベッド横のサイドテーブルとしても使っています」

    小さなものの入れ替えから、大規模な模様替えも日常茶飯事で、家族が帰宅した際にびっくりすることもしばしば。一人でやりきることのできる模様替えの裏側には、こうしたものの選び方も大切になっているんですね。

    よく使う人だけが使いやすいように手を加えるのではなく、家族みんなが使いやすい工夫が詰まった田辺さんのおうち。

    たくさんの収納術をはじめ、もの選びのポイント、模様替えのルールなど、真似したいアイデアばかりでした。

    この部屋に決めた理由やそれぞれのお部屋にどんな役割があるのか、愛着があるアイテムなど、暮らしの根底にフォーカスした記事もぜひご覧ください。

    詳しいお部屋のインタビューはこちらから↓

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    RSSブログ情報:https://www.roomie.jp/2024/05/1152936/
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