Santa Maria Novellaの起源はフィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ教会の付属施設。修道僧たちが薬草を栽培して薬剤を調合していたことから“世界最古の薬局”と呼ばれているそうです。
アルメニア紙とは、紙片に香りがしみ込ませてあって、その一端に火をつけて煙をただよわせたり、そのままで香りを楽しんだりするお香。アルメニアで香りのよい木をみつけたイタリア人が、なんとかこの香りを本国に持ち帰りたいと香木をオイルにつけ、それを紙に浸して持ち帰ったのが名前の由来とか。食事のあとに、お皿でこの紙を燃やして匂い消しとして重用していたそうですが、実際には置いておくだけで燃やさなくても十分な香りです。
薬局が作ったお香だけあって、空気清浄効果があり、風邪の予防にも役立つという説もあります。
スタイリストであり、いいモノを見つけ出すキュレーションの達人、ソニア・パークさんは旅先のホテルで愛用しているとか。匂いが部屋にこもりがちな雨の日に活用できそうですね。
アルメニアペーパー[Santa Maria Novella]