そんなとき、どんなキーを使うか意識したことはあるでしょうか? 実は2、3年前に Mike Knuepfelさんが、「Keyboard Frequency Sculpture」というものをつくり話題になりました。タイトルの通り、よく使われているキーはどれか、ビジュアル化したものです。その画像がこちら。
キーによって高さが違いますが、高ければ高いほどよく使われている、ことを示しています。データのビジュアライズって面白い。
この画像から「E」「T」「N」「L」「I」などがよく使われていることがわかります。意外に子音も使われているんですね。
そして、2013年7月5日。アメリカの半導体メーカーであるIntelが「どのキーが多く使われているか」を、同じようにビジュアル化したものをTwitterにアップしていました。
Which keyboard keys are used the most? Hint: We like the blue ones. pic.twitter.com/Tlda94sQNN
— Intel (@intel) July 4, 2013
この画像にはちょっとした面白い仕掛けがあるんです。
先ほどの画像と同じように、高ければ高いほどよく使われていることを表しているのですが、なぜか5つのキーだけ色が青色に変わっています。そして、これをツイートしているのはIntel…。
そうなんです! 色が変わっているキーを並べ替えると「INTEL(Intel)」になっているんです! この画像で表しているのは、よく使われているキーなので、身近な存在だということですよね。
つまり、このツイートは、「Intelはみんなの身近な存在」であることを意味しているのです。
これを見て、みなさんはどう思うでしょうか? こういうのをクリエイティブと言うんだなぁ。
Did Intel Copy a Maker’s Idea?[MAKE]