日本食はいまや国際化し、誰からも愛される人気食となりました。
日本食で圧倒的に人気なのは、やはり寿司。その他にはしゃぶしゃぶ、天ぷら、お好み焼き、抹茶系のデザートなどが挙げられます。
この誇り高き日本食の中、私がいつも疑問に思うのは「メロンパン」の知名度の低さです。これまで多くの国を旅してきましたが、なかなかメロンパンを見る機会はありませんでした。
メロンパンは大正時代に日本で発売された日本の菓子パン。パンのうえにクッキー生地をのせ焼く、というかなり画期的なアイデアから生まれました。今日はそんなメロンパンについて学んでみましょう!
メロンパンは、日本の菓子パンの一種。パン生地の上に甘いビスケット生地(クッキー生地)をのせて焼くのが特徴である。
関西地方と四国地方の一部、中国地方の一部では円形のメロンパンをサンライズと呼称する習慣がある。
名前の由来は以下の3説があり、どれが正しいのかは不明です。
・表面のビスケット生地に数本の筋や格子状の溝が入れてある様がマスクメロンの模様に似ているため(現在はこれが主流)
・「メレンゲパン」が訛ってメロンパンになった
・生地の中にメロンフレーバーが加えられていたためそう呼ばれるようになった
[参照 :Wikipedia]
メロンパンは、お店によって形も種類も様々です。大正時代からの元祖メロンパンもいいですが、今回は個性的でファンシーなメロンパンを紹介します。もしかしたら見たことあるメロンパンも登場するかもしれませんよ。
山梨へ行くと発見できるらしい「富士山メロンパン」。中身はカスタード入りです。世界遺産メロンパン、食べてみたいですね!
渋谷ヒカリエにある「夜空のメロンパン」。メロンパンぽくないですけど、味はバッチリメロンパンです。
大阪のメトロで発見された「カリカリメロンパン」。こんなに平たくてもメロンパンと呼べるのですね。メロンパンの皮だけ食べたい人にはバッチリのようです。
わりと最近よく見かける「カメロンパン」。カメとメロンパンをかけたナイスなネーミング! かわいらしくてつい買ってしまいます。
みごとに上がカリカリ、中がモッチリの「ショコラメロンパン」。メロンパンとチョコの相性はバッチリですよね!
上野といえばパンダグッツ。パン屋をのぞくとパンダのメロンパン「メロンパンダ」が発見できます。この絶妙な表情が最高です!
四角い角砂糖がのったオシャレな「クロワッサン生地のメロンパン」。渋谷、新宿で見かけます。味も上品で中々いけてますよ。
北海道の風を感じる、カップケーキのような「富良野産メロンのメロンパン」なんてどうでしょう? こちらも斬新なアイデアですね。
関西地方のパン屋さんはメロンパンを「サンライズ」と呼ぶ、というのは本当だったようです。
真緑だ! 中にクリームの入った「マスクメロンパン」。一つ一つ穴があいているのが面白いですね!
皆さんはパン屋へ行くとまずどのパンを探しますか? メロンパンはパン屋によって個性が出るメニューなので、見比べてみるとおもしろいかもしれませんね。
中はふわふわ、外はカリカリ。日本生まれのメロンパンをこれからも応援していきましょう!