NYのグランドセントラル駅から、約1時間半程にある「ビーコン」という街に、「ディア芸術財団」が2003年5月にオープンした現代美術館「Dia:Beacon(ディア・ビーコン)」があります。
もともとこの場所には、ビスケットで有名なナビスコ社の2万2000平方メートルという広大な包装印刷工場がありましたが、元からあった特徴を活かしながら、新しい美術館のあり方を提案する展示スペースに蘇らせました。
大都市にある美術館では、展示スペースに限りがあるので、なかなか巨大な作品というのは難しいものです。
しかしここではおそらく、ここでしか展示が出来ないだろう巨大な1960年代以降の作品が沢山見る事が出来ます。
そして、展示室内部の照明は、ほぼ自然光で構成されているのにも驚きです。
作品が「大きい」ということだけで、人間に与える感動は何倍にもなる気がします。
歩いても歩いても、アンディ・ウォーホルに囲まれたり。
底が見えない穴を見たり。
巨大な曲がった壁に入ってみたり。
こんな体験を丸ごと出来る、オススメの美術館です。
場所や詳しい情報はこちらからどうぞ。