一目見ただけでは収納ボックスと間違えてしまいそうな、鉢植えをデザインしているのは、フランスのバックサックです。
デザイナーのゴドフロア・デュ・ヴィリューが、景観デザイナーのルイ・デュ・フルリューとバーギル・ドゥシュモンと出会ったことからこのプロジェクトはスタートしました。
彼らは、伝統的なガーデニングにおける「運びずらさ」「重い」などの、植物よりも入れ物や設置に対する問題を解決するため「袋にしたらどうだろうか?」という発想から、生産に取り組みました。
植物が健康に育つように、浸透性、多孔性に富んだ“ジオテキスタイル”という護岸工事用の堤防などに使う強力な合繊繊維素材を使用し、機能面でも優秀です。
霜や紫外線にも対応しているのだとか。
鉢が重いと何となく購入を控えたり、割れてしまうのではないかと思ったりするものですが、こんな優秀なプロダクトなら手に取り易いですよね。
都会生活にオススメの鉢です。
[Bacsac]