私の住むブルックリンのブッシュウィックエリアでは、元々倉庫だったビルをDIYで改装し、アーティストが沢山住んでいます。“ロフト”と呼ばれる住まいの形です。
大きな窓と高い天井、そして一つ一つの個性のある部屋作りが本当に面白いんです。
年に一回開催される、アートフェアBushwick open studiosでは参加しているロフトが解放され、自分たちのアートを自由に見せることができる貴重な機会です。
今年、8回目を迎えたこのお祭りは、街中がアートで溢れ返り、NYにきてから今までで一番面白かったイベントでした。300カ所ものスタジオが参加しているので、3日間で見て回ることが難しいほどです。
こちらは、前日に行われたオープニングパーティの様子。
このイベントへの期待度が一目で分かります。
部屋中を使って、ペイントする人。
黙々とネガフィルムを縫い続ける人。
牛乳パックを衣装に変えて踊る人。
目隠しをし、トウシューズを履いてバランスを取り続ける人。
話題の3Dプリンタを使った作品もありました。
映像作品に、大きなマカロン。
センスの塊が部屋中に溢れ返っていました。
ちなみにトップの写真は、同時に行われていたルーフトップパーティの様子です。
人のパワーがアートとなって、溢れ返っている街ブッシュウィックでした。