11月25日に発売されたばかりの「STAR WARS 英和辞典 ジェダイ入門者編」
劇中に出てくるセリフで英語の勉強ができます。もちろん、どのエピソードで誰が言った言葉かもちゃんと記してあります。
ちょっとすごいな、と思うのが、セリフには出てこないワードも全て、スター・ウォーズの内容に沿った内容の例文が示されていること。簡単なことだったら、スター・ウォーズの内容を英語で説明できるようになってしまいますし、この辞典を読んでいる間、完全にスター・ウォーズの世界に没頭できます。これってファンとしては夢のような話ではないでしょうか。
英語は映画で勉強しろ、とはよく言われますが、実際は、早口でうまく聞き取れない。それに、字幕は状況に合わせてかなり意訳されていることも多いので、聞こえた英語を字幕そのままで覚えてしまうと、状況の違う時には「何言ってるの?」となってしまうこともしばしば。
その点、この辞典はかなり優秀です。
まず、中についている訳は、劇中の字幕に使われている意訳ではなく、直訳に近い日本語。これで英語の意味を理解してから、もう一度、映画を観ると、「あー、こういう状況で、こういう意味で、こういう言葉を使っているんだな」と新しい捉え方ができたりします。
それに、ヨーダはよく倒置法で話しをしますが、そんなセリフは、ヨーダ元々のセリフに加え、“普通だとこう”というバージョンまで示されています。
他にもたくさんスター・ウォーズという世界観を徹底的に表現しつつも、実際に“生きた”英語を使えるようにとっても工夫して作られています。
ところで、皆さん。この辞書の英語名は”STAR WARS ENGLISH-JAPANESE DICTIONARY FOR PADAWAN LEARNERS” 。ここでなにか気がつきますか?
通常、入門編は英語で”For Beginners”などと示されるところですが、この辞典で英語を学ぶあなたは、”パダワン(ジェダイになるため修行をしている者)”なのです。ジェダイを目指して、英語をモノにしてください。
子供と一緒にスター・ウォーズを見ているお父さんお母さん、今年のクリスマスプレゼントはこれでいかがでしょう?
入門編に続き、中級、上級と出ないかなぁ、とちょっと期待してしまいますね。個人的には、チャーリーズエンジェルやゴッド・ファーザーシリーズも作ってほしいな。
お近くの書店、またはコチラで購入できます。
STAR WARS 英和辞典 ジェダイ入門者編 [GAKKEN]