2015年1月13日〜 代官山 蔦屋書店にて、ルーミーフェアを開催。フェアを彩るアイテムをご紹介します。
なんと言えばいいのでしょうか。ボールペンでもなく、万年筆でもない。鉛筆で描いた仕上がりに似ているけれど鉛筆でもない。
イタリアのデザイン会社ピニンファリーナ(Pininfarina)が2014年に発売した「Foever Pininfarina Cambiano」は、従来の技術で生産されているあらゆるペンとは一線を画し、近未来という言葉がぴったりと当てはまるもの。
リフィルの交換をしなくても、100年以上そのまま書き続けることができるペンなのです。
世界中の誰もが知っている高級車ブランド「フェラーリ」。そのデザインを担当している「ピニンファリーナ」は、同じくイタリアに位置するデザイン会社です。1930年にトリノで創業し、現在でも上品で革新的なデザインを世に生み出し続けています。
そのプロダクトは自転車、ヘッドフォンなど車のみではありません。文具メーカーと手を組んで生み出した「Foever Pininfarina Cambiano」もその一つ。しっかりと同社のスピリットが注がれた逸品です。
重厚な木目と落ち着いた色合いが特徴の、ウォールナット素材でつくられた箱。
ラグジュアリーな雰囲気が既に漂っています。
箱の端についている板をはずせば、そこにペンは隠れていました。
美しく自然な曲線、手になじむフォルム。持ち手部分は、箱と同じウォールナット素材なので握り心地も抜群です。
ボールペンや鉛筆とは異なる仕組みでつくられたこのペン。紙に書いていくと自分の筆圧によって濃い線になったり、鉛筆のようなタッチにも仕上がったりと不思議です。しかし、書いた線は消しゴムでは消えません。
「じゃあ、どうやって色が出ているの?」…そうですよね。気になります。
その秘密はペン先にありました。「イサーグラフ合金」で作られたペン先が、紙との摩擦で酸化し、跡を残していくんです。
だから、芯がなくなることもなく、リフィルの交換も必要ありません。しかも、100年以上使うことができるんです。ちなみに100%イタリア産で手作業で組み立てられているそう。
自分たちの美学を追求し、かつ技術的にもイノベーションを続ける「ピニンファリーナ」だからこそ生まれた「未来のペン」。是非、手にとってみてください。
商品をセレクトした蔦屋のコンシェルジュ・佐久間さんのコメントがこちら。
「手になじみやすい流線型のフォルムや、木と金属のコンビネーションが美しく、特別な存在感があります。 スタンドにもなる木製の専用ケースも見逃せない魅力です。」
購入は、1月13日より開催予定のルーミーフェア@代官山 蔦屋書店の文具コーナー、もしくは蔦屋書店オンラインショップからどうぞ。