nuiさん のコメント
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あいー繚乱です。
気づけば7月も終了間近、個人的には
もう今年終わりなんじゃねえかと錯覚しております。
そんな中なんと
ハリウッド版のGODZILLAが公開初日を迎えました!
池袋サンシャイン劇場の様子
先に言っておきます。
僕はかなりのゴジラ熱を持っていると思うので、 このブロマガの内容が伝わりにくいかもしれませんww
ゴジラは1954年に生まれ、日本映画版の製作は2004年のファイナルウォーズ以来シリーズ終了とされています。
僕自身もファイナルウォーズ直後は『 もうスクリーンでは怪獣王の姿を見ることができないのか』 と子供心に感傷に浸っていた覚えがあります。
それから10年後!まさかのゴジラスクリーン復活!このニュースが入ってきた時は本気で飛び上がりました!
…がしかし!製作はハリウッド!!
これを聞いて不安になったゴジラファンも多いのではないでしょうか?
今回公開のゴジラはハリウッドでは二度目のリメイク。初回にリメイクされたハリウッド版GODZILLAはゴールデンラズベリー賞という『最低のリメイク作品に送られる賞』を獲得する酷評っぷり。。
これはゴジラじゃない と認めないファンも少なくありません。
怪獣王たる重量感もなくタマゴも産み放題。 放射能熱線も吹かなければミサイルでやられてしまう始末。。 やっぱマグロ食ってるような奴はだめだな。
(エメリッヒ監督の作品はこの後の続きの物語が評価されてますが、やはりそれでも僕はアレをゴジラとは思えません。)
今回のハリウッド版もそんな過去の黒歴史の再来なんじゃないか??ゴジラはちゃんと『ゴジラ』なのか。。そんな思いを寄せつつ映画館へ足を運びました。
前置きが長くなりましたが、ここからが映画の感想本編。多少のネタバレを含むのでここから読むかどうかはみなさんにお任せいたします。
さぁということで、劇場に潜入!
もちろん視聴は字幕版。渡辺謙氏の日本語発音での『ゴジラ』 呼称も気になるところ。
劇場に一人で向かったのですが、
日本初公開初日ということで映画館にはゴジラ愛に溢れた人がたく さん!
過去作のTシャツを着た人、グッズ片手にゴジラを語る二人組。
みんな同じように10年越しのゴジラに期待している様子。
10年ぶりの劇場でのゴジラグッズ販売!
『おお!本当に劇場に怪獣王が帰ってきたんだな』 とここで改めて実感。
いよいよ場内の照明が落ちて開始の空気になる。開幕からしばらく流れる水爆実験の様子の映像。 ゴジラは水爆で生まれたという説明的な描写かと思ったら今回は何と違うようだ。
内容について触れていくとキリがないのである程度割愛させてもらいますが 最終的に見た感想を。 ちゃんと怪獣映画でした! と、いってもこれまでにあまり経験したことがないタイプのもので 実際に怪獣が現代に現れるとこうなるだろうといった雰囲気がかなりリアルに 表現してありました。そのリアリティがものすごい絶望感と恐怖心を煽り 怪獣本来の恐い姿をしっかり出してる印象が強めでした。 そんな中描かれる人間物語は家族愛をテーマにしたもの。 自分自身が2歳になる娘がいるのと仕事で家に帰れない日が 多いので、なんとなく主人公の気持ちに入り込めた気がしました。 あ、主役のアーロンは24歳…タメなのか… あれ、相手役の女の子・・・・ み、ミシェルううううううwwwww(フルハウス) それに気づいたのは映画の後半だったり。 それはそうとして肝心のゴジラ要素の話。 物語中なんども日本版ゴジラのリスぺクトを感じられるシーンが登場。 これは日本のゴジラが本当に好きじゃないとできない演出だな!と思える部分もあり 監督に対して好印象をもてた。 (ネタばれになってしまうが海に帰っていくシーンなど。) しかしながらこれが『ゴジラ』なのか?と言われれば多少違和感があるところ。 僕が一番違和感を覚えたのは『鳴き声』 往年のゴジラの鳴き声ではなく今回新たに作られたものだった。 前回のハリウッド版でさえ鳴き声は日本のゴジラを同じだったのに これは一体なぜなんだろう?と考察してみる。ここで僕なりの解釈を。 監督は日本版ゴジラの復活を待ってるんじゃないかな?と ゴジラとして映画を作ってるけど鳴き声が違うことで日本版とハリウッド版の違いを出し、 『これはハリウッドのGODZILLAだ、日本版のゴジラを俺は待ってる』といってるように 僕は聞こえた。 他にも海の中での泳ぎ方。ゴジラは哺乳類のような立て泳ぎなのに対し、 GODZILLAは横泳ぎ。細かいところに違いを出して ゴジラだけどゴジラじゃない というのを印象付けているようにも捉える事ができた。 その違いが生きている分、ゴジラシリーズを追って見たことがない初見の人でも 映画を楽しむことができるようにもできているし、 作品を『ハリウッドはここまでやった!日本版のゴジラ待ってるぞ!』という 煽り映画のような視点でみれば、また違った楽しみ方ができるかもしれない。 今回ハリウッドで映画がつくられたことにより 東宝が海外に譲った作品の制作権がまた得られるようになったとの話も出ている。 日本での原発事故や津波の影響もあり制作は多少荒れることが予想されるが、 ゴジラ本来のメッセージ性である 『核の愚かさ、自然に対する人間の無力さ』を伝えていくという意味で 本当の『ゴジラ映画』の復活を心待ちにしています。 まぁ、何が言いたいいかっていると 劇場で観るゴジラはやっぱ最高だぜ!! ってことでw
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