池袋サンシャイン劇場の様子
先に言っておきます。
ゴジラは水爆で生まれたという説明的な描写かと思ったら今回は何と違うようだ。
最終的に見た感想を。
ちゃんと怪獣映画でした!
と、いってもこれまでにあまり経験したことがないタイプのもので
実際に怪獣が現代に現れるとこうなるだろうといった雰囲気がかなりリアルに
表現してありました。そのリアリティがものすごい絶望感と恐怖心を煽り
怪獣本来の恐い姿をしっかり出してる印象が強めでした。
そんな中描かれる人間物語は家族愛をテーマにしたもの。
自分自身が2歳になる娘がいるのと仕事で家に帰れない日が
多いので、なんとなく主人公の気持ちに入り込めた気がしました。
あ、主役のアーロンは24歳…タメなのか…
あれ、相手役の女の子・・・・
み、ミシェルううううううwwwww(フルハウス)
それに気づいたのは映画の後半だったり。
それはそうとして肝心のゴジラ要素の話。
物語中なんども日本版ゴジラのリスぺクトを感じられるシーンが登場。
これは日本のゴジラが本当に好きじゃないとできない演出だな!と思える部分もあり
監督に対して好印象をもてた。
(ネタばれになってしまうが海に帰っていくシーンなど。)
しかしながらこれが『ゴジラ』なのか?と言われれば多少違和感があるところ。
僕が一番違和感を覚えたのは『鳴き声』
往年のゴジラの鳴き声ではなく今回新たに作られたものだった。
前回のハリウッド版でさえ鳴き声は日本のゴジラを同じだったのに
これは一体なぜなんだろう?と考察してみる。ここで僕なりの解釈を。
監督は日本版ゴジラの復活を待ってるんじゃないかな?と
ゴジラとして映画を作ってるけど鳴き声が違うことで日本版とハリウッド版の違いを出し、
『これはハリウッドのGODZILLAだ、日本版のゴジラを俺は待ってる』といってるように
僕は聞こえた。
他にも海の中での泳ぎ方。ゴジラは哺乳類のような立て泳ぎなのに対し、
GODZILLAは横泳ぎ。細かいところに違いを出して
ゴジラだけどゴジラじゃない というのを印象付けているようにも捉える事ができた。
その違いが生きている分、ゴジラシリーズを追って見たことがない初見の人でも
映画を楽しむことができるようにもできているし、
作品を『ハリウッドはここまでやった!日本版のゴジラ待ってるぞ!』という
煽り映画のような視点でみれば、また違った楽しみ方ができるかもしれない。
今回ハリウッドで映画がつくられたことにより
東宝が海外に譲った作品の制作権がまた得られるようになったとの話も出ている。
日本での原発事故や津波の影響もあり制作は多少荒れることが予想されるが、
ゴジラ本来のメッセージ性である
『核の愚かさ、自然に対する人間の無力さ』を伝えていくという意味で
本当の『ゴジラ映画』の復活を心待ちにしています。
まぁ、何が言いたいいかっていると
劇場で観るゴジラはやっぱ最高だぜ!! ってことでw
コメント
コメントを書く感情の赴くまま書いたので日本語めちゃくちゃですがお許しくださいー!
日本のゴジラ復活を待っているのでは?!という解釈、ステキです。今だからこそ日本のゴジラを!と私も思いました。あつい繚乱さんもステキですが、お忙しそうなので倒れやしないかと些か心配です。ムリせずがんばってください!
ゴジラファンにとっては期待の作品だったから、良いものであると知ると嬉しいなあ。見なきゃ。テスト終わったら。