奥田隆一郎の「直結式重賞予想」
フェブラリーSの注目馬(無料コラム)
【日曜の重賞注目馬】
当コラムは木曜時点の重賞注目馬の見解です。最終結論は【 直結式 重賞予想 】をご覧ください。
【 直結式 重賞予想 】では「予想の印、買い目、推奨馬のコメント」を公開します。
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【 先週の予想結果 】
「直結式 重賞予想」土曜、日曜の重賞を完璧に的中!
※土曜:クイーンカップ:▲△○:3連単2万710円的中!3連複3,300円的中!
※日曜:京都記念:△◎○:3連単1万4,320円的中!3連複3,470円的中!馬連1,950円的中!
【 フェブラリーSの推奨馬 】
【東京ダ1600mの特徴】
東京ダ1600mはスタートが芝コースにあり、スタート後に長い直線を走った後、コーナーを2度回って最後の直線は長くて坂があるコース、直線部分の占める割合が非常に高い。競馬ファンの東京ダートの印象は差しが決まりやすいコースだと思う。その印象は合っているが、さらに詳しく見ると東京ダートの中でも1600mは非常に特殊なコースといえる。その理由として「東京ダートで芝スタートになるのは1600mだけ」ということ、「コース形態的に一般的なダートというより、芝のマイルのようなコース」であることが挙げられる。そのため芝のマイラーが活躍できる意外性があり、フェブラリーSは近3年連続でソダシ、エアスピネル、モズアスコットという芝のマイル重賞勝ち馬が馬券圏内に好走した。今年、芝の重賞馬が出走しないのは残念だが、この特徴は覚えておきたい(北米のマイラーが出走するので前日予想までに熟考します)。
このように特殊なコース形態となるため、ダート馬の中では同コース実績のある馬が圧倒的に有利となる。フェブラリーSを21~22年に連覇したカフェファラオは、3歳時に重賞のユニコーンSを勝利した。同コースの重賞として3歳時のユニコーンS激走馬に注目、古馬になってから本格化した馬なら武蔵野S激走馬に注意が必要となる。一昨年のフェブラリーSはワンダーリーデルが8人気3着に大駆け、この馬は武蔵野Sを9人気で勝利した実績があった。また、17~19年に3年連続フェブラリーSの馬券になったゴールドドリームはユニコーンSを勝って武蔵野Sを連対、両重賞を激走した「コース巧者」である。
なお、好位に付けたい馬は芝部分で先行できるスピードが必要となり、芝スタートで先行策から好走した実績があった方が良いだろう。昨年のフェブラリーSを逃げて2着のテイエムサウスダンは、芝スタートの中京ダ1400mでオープンクラスの昇竜S、すばるSを好位から勝利していた。他の競馬場のダートに芝スタートのコースはいくつかあるため、逃げ・先行馬は芝スタートのダート実績を確認しておきたい。
【フェブラリーSの推奨馬2頭】
ソリストサンダーは、東京ダ1600mの武蔵野Sを20年に11人気2着、21年に3人気で制し、同コースの重賞勝ち馬となる。昨年のフェブラリーSは4コーナー3番手以内の馬が1~3着となる前残り決着であり、その流れを差して4着は評価できる。昨年は重馬場だが、良馬場の2~3年前は差し・追込馬が馬券になり、東京ダ1600mで差しの決まる流れなら大駆けを期待できる。8歳馬ではあるが、ダートは年齢を理由に割り引く必要はなく、実際に一昨年のフェブラリーSは2着・3着馬は8歳馬、配当面から高齢のため人気を下げた馬は狙い目ともいえる。
ケンシンコウは3歳時に東京ダ1600mのユニコーンSを11人気3着に激走、古馬になってから東京ダ1600mに出走したことはなく、このタイミングで大駆けを期待する。レパードSを7人気1着、マーチSを12人気2着に激走したようにムラ駆け傾向のある馬。休み明けの前々走を仕上がり途上、前走の根岸Sを距離が短くて敗れたが、初距離1400mで6着なら叩き良化と見て良いだろう。今回は叩き3走目の上昇と距離延長が好材料となり、変わり身を警戒する。
※日曜分の【 直結式 重賞予想 】は日曜の朝7時までに更新します。
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上記の重賞の最終結論(予想印、買い目、推奨馬のコメント)を公開します。
(用語解説)直結コースとは…今回のコースと同じような適性が求められるコースのこと。直結コースの好走実績がある馬は、今回のコースに対して適性が高いと判断できる。「直結式馬券術」はコース適性の高い穴馬を推奨して高配当を狙う馬券術です。
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